イギリスのチャールズ国王の次男ハリー王子が、違法な情報収集によって記事を書かれたとして大衆紙の発行会社を訴えていた裁判で、会社側がハリー王子と母親のダイアナ元皇太子妃の私生活を侵害したことを認めて謝罪し、和解が成立しました。 ハリー王子は、イギリスの大衆紙「ザ・サン」が違法な手段で情報を集めて記事を書き、プライバシーを侵害されたなどとして、大衆紙の発行会社を相手取り、損害賠償を求める裁判を起こしていました。 審理が予定されていた22日、会社側は声明を発表し、大衆紙が雇った私立探偵の違法行為などによって1996年から2011年にかけてハリー王子の私生活を侵害したほか、母親のダイアナ元皇太子妃の私生活も侵害し、子どもだったハリー王子に影響を与えたなどとして謝罪し、和解が成立しました。 地元メディアは、会社側が多額の和解金を支払うと伝えています。 これを受けてハリー王子の弁護士は「画期的な勝利だ