鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市中区、略称=鉄道・運輸機構)は3月25日、「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」の速達性向上計画の変更について、国土交通省より認定されたと発表した。 「相鉄・JR直通線」は、相鉄線の西谷駅(保土ケ谷区)とJR東海道貨物線・横浜羽沢駅(神奈川区)付近間に約2.7キロの連絡線を新設し、相鉄線とJR横須賀線・湘南新宿ラインが相互直通運転を行う。運行区間は海老名駅(相鉄本線)および湘南台駅(相鉄いずみ野線)~西谷駅~羽沢駅(仮称)~大崎駅~目黒駅~渋谷駅から新宿駅方面につながる。 同事業は、2009年10月に工事施工認可を受け、2010年3月25日に起工式を行い工事を進めている。当初、2015年4月の開業を目指していたが、JR東海道貨物線との接続部の工事の遅れなどにより、開業は3年遅れの2018年度内となる。事業費は、法令・基準の改正や工法の変更などにより