コミュニケーションチームのid:NozomuMiyamotoです。 Classiでは、2021年12月のAngularJSのEOLに向けて、Web Componentsを利用した段階的AngularJS脱出作戦を進めてきました。これはAngular Elementsと呼ばれるAngularで作成したコンポーネントをWebComponentsに変換する技術を用い、部分的にシステムリプレースを行う作戦です。 今回は、そこでぶつかった課題と解決に用いたWebComponentsの配信アーキテクチャについて紹介します。 背景 Classiにはplatformと呼ばれる最初期から存在する巨大なリポジトリがあります。このリポジトリには様々な言語で書かれた複数のサービスが共存しており、全体像を把握することが非常に困難です。これを管理可能なレベルまで解体するとともに、EOLを迎えるシステムの置き換えを行う