突然体調が悪化して死亡した後に、新型コロナへの感染が分かったケースが、今月はすでに48人と急増していることが分かりました。専門家は、この人数も「氷山の一角に過ぎない」と指摘しています。 26日も1000人を超える感染者が発表された東京。今、増えているのが、感染が判明する前に突然自宅や路上で死亡するケースです。 「今月15日、東京・大田区に住む男性が無断欠勤したため、同僚が自宅を訪ねたところ、うめき声を上げながら苦しんでいたといいます」(記者) 関係者によりますと、男性は、死亡が確認された後のPCR検査で感染が判明しました。死後に警察の捜査に伴ってPCR検査が行われ、感染が判明した人の数は全国で138人にのぼり、1月はわずか20日間で48人と急増しているのです。ただ、捜査の関連で死後に積極的にPCR検査をするのは、1人暮らしの人が遺体で見つかるなど、事件性が疑われる場合に限られています。 「