英ロンドンのサザーク刑事法院に到着した元男子テニスのボリス・ベッカー氏(2022年4月29日撮影)。(c)Adrian DENNIS / AFP 【12月22日 AFP】資産隠しなどの罪で実刑判決を受け、英国で服役していた男子テニス元世界ランキング1位のボリス・ベッカー(Boris Becker)氏(55)は、21日に放送された釈放後初めてのインタビューで、服役中に2度命を狙われ、「兄弟分」に守ってもらったことを明かした。 ベッカー氏は2017年6月、スペイン・マヨルカ(Majorca)島に所有していた不動産をめぐり5000万ポンド(約80億円)の負債を抱え、破産宣告を受けた。その後、負債の返済を回避するため、250万ポンド(約4億円)の資産などを隠していたとして、2年6月の実刑判決を受けていたが、8か月の服役を経て前週に釈放されていた。 ドイツのテレビ局プロジーベンザット1(ProSie