熱狂人生。 負債400億円のドン底から、時価総額243億円へ大逆転。40代のシーラ会長・杉本宏之は何をしたのか かつて30歳で400億円の負債を抱えた杉本宏之は、もう一度起業を決意。不動産会社のシーラテクノロジーズを仲間と立ち上げた。企業スローガンは「世界中の不動産投資を民主化する」「愛とテクノロジーで世紀を超えて永続する」。再起から14年を経た2023年、業界初の米国ナスダック上場という夢を実現させた。そんな杉本にはこだわりの仕事の哲学があるという。40代・仕事人・会長・杉本の「ビジネスの原理原則」を解剖する熱狂のストーリー。 米ナスダック上場での評価は時価総額243億円 “ようこそ、シーラテクノロジーズ”。米ニューヨーク・タイムズスクエアにあるナスダックの電光掲示板。そこに自社の名前が表示される光景は、杉本宏之にとって待ち望んでいたことだった。国内の不動産会社としては初の米ナスダック上