大人には毎日同じ日しかやってこないのに、子どもには毎日違う日がやってきます。子どもはたった一日で成長する、いちばん身近な大自然の神秘なのかもしれません。 そんな子どもが成長する姿を、記録に残しておきたいと考えるのはごく自然なこと。以前は、入学式や運動会、七五三といった"節目"に、戸棚の奥からカメラやビデオカメラを引っ張りだしてきて記録していました。 でも、スマートフォンやタブレットが身近になった今、"節目"に記録ではなく、毎日記録したいと考える人が増えているようです。だって、子どもにとっては毎日が"節目"なんですから(上の写真は、このご時世に日付の入るフィルムカメラで1日1枚、子どもを撮り続けているという、ある親バカの記録。いわく「コピーのできないフィルムに、改変できない日付が刻印される」なんて、さすがにちょっとアナクロに過ぎるのですが、気持ちは分かります)。 子どもを前にシャッターを切る