2010/09/03 米ヴイエムウェアは、もはやサーバ仮想化の企業ではない。SpringSourceのほか一連のアプリケーション・ミドルウェアのベンダを買収し、さらには電子メール/コラボレーション・ソフトウェアを提供するZimbraを買収することで、PaaSとSaaSレベルのクラウド・コンピューティングに本格的に関わるようになった。その目標は、同社なりのやり方で、IaaSレベルに加え、PaaS/SaaSレベルで企業内ITとクラウド事業者のITが共通基盤を持てるようにすることだ。CTOのスティーブ・へロッド(Steve Herrod)氏が、これらの取り組みについて、日本からの記者の質問に答えた。 ミドルウェアの今後の展開は ヴイエムウェアは今回のVMworldで、一連のミドルウェアに「vFabric」という製品ファミリ名を与えたことを発表した。これに含まれるのはtc Server、GemFi