ベーコン指数というのをご存知だろうか?まず、俳優ケビン・ベーコンと共演した俳優のベーコン指数を1次とする。そして、ベーコン指数が1次の俳優と共演した俳優のベーコン指数を2次とする。この操作を繰り返して、俳優のベーコン指数を定義する。すると、殆どの俳優(日本人やインド人も含めて)が6次以下のベーコン指数を持つ。このような現象をスモール・ワールド現象と呼び、このようなネットワークをスモールワールドネットワークと呼ぶ。いわゆる「世間は狭い」というやつである。 参考:スモール・ワールド現象 - Wikipedia この現象は中々面白いのだが、簡単に体験できるサービスがなかった。ベーコン指数を求めるサービスはあるのだが、ケビン・ベーコンは日本人とあまりなじみがない。 そこで、Amazon.co.jpが持つDVDのデータベースを使って、任意の俳優間で、両者をつなげる俳優の共演関係を求めるサービスを作っ
「ネットワーク科学」という学問分野があります。 20世紀末に立ち上がった、比較的新しい学問分野ですが、扱う対象は非常に広範囲にわたります。 ビジネス、伝染病、脳科学、インターネット、生態系……。 要素の「つながり」に着目することで、諸現象の動態を解明しようとするこの試みは、すでに多くの成果をあげてきました。 「世界中のだれとでも6人を介せばつながることができる」という、ハーバード大のスタンレー・ミルグラムの実験。 「被リンクこそ、webページの価値を表す」という、Googleの検索アルゴリズム。 「弱い紐帯の強さ」というハーバード大のマーク・グラノヴェッターによる論文は、社会学で最も引用回数の多い論文の一つです。(出典:新ネットワーク思考 NHK出版) そのネットワーク科学研究の第一人者である、アルバート・ラズロ・バラバシは、2018年に「社会的成功」について、ネットワーク科学を用いた研究
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