5日昼前、岡山空港で、滑走路に向かっていた全日空の最新鋭機、ボーイング787型機のエンジンから白い煙が出るトラブルがありました。旅客機は駐機場へ引き返し、乗客88人にけがはないということで、全日空はトラブルの原因を調べています。 5日正午前、岡山空港で、羽田空港に向かう予定だった全日空656便が、駐機場を出て滑走路に向かっている途中、左のエンジン付近から白い煙が出るトラブルがありました。 全日空によりますと、乗客88人にけがはなく、旅客機はターミナルに引き返して全員を降ろしたということです。この便は運航を見合わせていますが、岡山空港を発着するほかの便の運航に大きな影響は出ていないということです。 旅客機はボーイング787型機で、全日空によりますと、機体の油圧系統に何らかのトラブルがあったとみられるということです。 ボーイング787型機は、去年11月、世界に先駆けて定期路線に就航した最新鋭の