南太平洋のトンガ沖で発生した海底火山の噴火の影響で、相模湾と三浦半島の沿岸部に津波注意報が出た神奈川県では、津波情報を知らせる緊急速報メールが16日午前0時15分から同7時半ごろまで、最大20回配信された。ツイッターでは「うるさくて眠れない」といった投稿が相次いだ。県は同日午後、配信システムにミスがあったと発表した。 県くらし安全防災局によると、本来の設定では、緊急速報メールは津波警報が出た場合は気象庁が配信し、警報が注意報に切り替わった段階で県が配信する。しかし今回、県内で津波注意報が出た段階で、注意報が出ていない地域を含めた沿岸部16市町に県から緊急速報メールが配信され、県外の津波情報が更新される度に配信が続いた。