冬の到来を受け、札幌市では歩道の滑りやすさを3段階で予測する「つるつる予報」が始まりました。 つるつる予報は毎年、路面の凍結が増える冬の間、日本気象協会北海道支社などで作るウインターライフ推進協議会が、ホームページで公表しています。 ことしの予報が11月19日から始まり、協議会のメンバーが毎日、朝と夕方の2回、札幌市内の3か所の路面の状態を確認した上で、午後5時に翌日の札幌市内の歩道の滑りやすさをホームページで公表しています。 滑りやすさは、 ▽レベル1の「あまり滑らない」 ▽レベル2の「滑りやすい」 ▽レベル3の「非常に滑りやすい」の3段階で予測しています。 札幌市消防局によりますと市内では去年11月から今年3月までに、歩道で転倒して救急搬送された人が646人に上ったということです。 ホームページでは転びにくい歩き方のほか、横断歩道や地下街の入り口といった特に滑りやすい場所も紹介していて
梅雨前線などの影響で西日本を中心に広い範囲で大きな被害が出た今回の記録的な豪雨について、気象庁は「平成30年7月豪雨」と名付けました。気象庁が豪雨災害で名称をつけるのは、去年の「平成29年7月九州北部豪雨」以来です。
ことし6月から7月にかけての台風や梅雨前線による大雨の農業関連の被害について、政府は、「激甚災害」に指定したうえで、復旧にかかる費用を支援することを決めました。 このため、政府は25日の閣議で、各地の農業施設などの被害を一括して「激甚災害」に指定することを決めました。これにより、農地や農業施設の復旧工事を行う際の国の補助の割合が最大で90%余りに引き上げられます。 また、政府は、熊本県苓北町について、大雨による土木施設などの被害が8億3000万円を超えると推計されるとして「局地的激甚災害」に指定しました。これにより、道路や川の堤防などの復旧工事を行う際の国の補助の割合が最大で80%余りに引き上げられることになります。 「激甚災害」と「局地的激甚災害」を指定する政令は、今月28日に施行される予定です。
西日本と東日本では雨の少ない状態が続き、取水制限が行われている地域もあるため、国土交通省は、17日、「渇水情報連絡室」を設置し、節水への協力を呼びかけています。 国土交通省によりますと、西日本と東日本は、春先から雨が少なく渇水の傾向が続いていて、国が管理する河川のうち、中国・四国地方と東海地方の合わせて8つの水系で、取水制限が行われています。 また、先週末、各地で雨が降りましたが、今のところ渇水は解消されていません。 このため、国土交通省は、今後の雨の降り方によっては渇水が深刻化するおそれもあるとして、17日に「渇水情報連絡室」を設置し、情報収集などの態勢を強化しました。 国によりますと、西日本と東日本では、今は取水制限が行われていない河川でも渇水の傾向が続いているため、節水への協力を呼びかけています。
長野・栄村 雪の重みで橋が折れる 1月30日 12時20分 全国有数の豪雪地帯の長野県栄村で、30日朝、長さ95メートルの橋が折れているのが見つかりました。この橋は、去年3月に震度6強の地震の被害を受けたあと、通行止めになっていて、地震と大雪の影響で折れたとみられています。 この橋は、長野県栄村を流れる中条川に架かる長さ95メートル、幅7メートルの中条橋で、30日朝、橋の中央から10メートル余り離れた部分で2つに折れて一部が川の中に落ちているのを近くの住民が見つけました。この橋は昭和38年に村が建設し、去年3月の震度6強の地震で段差などができたため、その後、通行止めになって、この冬、除雪は行われていません。全国有数の豪雪地帯の栄村では、今月25日から大雪が降り、平成18年以来となる豪雪対策本部が29日に設置されたばかりで、橋の上の積雪は3メートル近くに達していたということです。村は、地震で
高放射線量 文科省に通報窓口 10月24日 6時21分 市民団体などの独自の調査で、首都圏などでも局地的に放射線量の高い場所が相次いで見つかっていることを受け、文部科学省は専用の電話窓口を設けました。 この電話窓口は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質の影響で、首都圏などでも局地的に放射線量の高い場所が相次いで見つかっていることを受けて、文部科学省に設置されたものです。文部科学省は、各地の自治体や市民団体が独自に行う調査で、高さ1メートルの位置で測定した放射線量が周辺より1時間当たり1マイクロシーベルト以上高い場合、電話窓口へ通報するとともに、側溝の泥を取り除くなどの簡易な除染を行うよう呼びかけています。簡易な除染を行っても放射線量が周辺より1マイクロシーベルト以上高く、除染が容易でない場合、国が除染の支援を行うことになっています。また、放射線量を正しく測定するための
台風12号による豪雨で、土砂崩れなどにより陸路が閉ざされ、全域が孤立状態の奈良県十津川村に6日、陸上自衛隊の輸送用ヘリコプターに同乗し、入った。 村内には猛烈な雨を降らせた台風の爪痕が深く残っていた。 同村では3人が死亡、今も9人が行方不明で、約4000人が取り残されている。ヘリは村内の臨時ヘリポートに到着した。 国道168号に沿って流れる熊野川は茶色く濁り、大量の流木で水面が見えず、崩れた土砂で川幅が半分近くまで狭まっている場所も。 国道沿いのガソリンスタンドでは、店員が「1人1000円まで」と申し訳なさそうに言い、飲料水の自動販売機はすべて品切れ。食料品店には水やお茶がわずかに残るだけで食べ物はなかった。 午後3時半頃、同村長(なが)殿(との)に着いた。土砂崩れで熊野川の流れがせき止められ、一時は水位が約30メートル上がって水力発電所と住宅が水没。住宅にいた1人が死亡、2人が行方不明に
大量の水蒸気と濃い灰色の噴煙を噴き上げる新燃岳=26日午前11時51分、宮崎、鹿児島県境、朝日新聞社ヘリから、森下東樹撮影 気象庁は26日、宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)で小規模な噴火があり、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた、と発表した。2007年12月に新燃岳に噴火警戒レベルを導入後、レベル3は初めて。 発表によると、26日午後3時半に小規模な噴火があり、噴煙の高さが火口縁から約2千メートルに達した。同日朝もごく小規模な噴火があり、火山活動が活発になっていた。宮崎県の6市町と鹿児島県の3市で降灰が確認された。 新燃岳東麓にある宮崎県高原町は26日、日高光浩町長を本部長とする町災害対策本部を設置した。 噴煙の影響で、宮崎空港発着のJAL、ANAの計6便が欠航。JALは27日の同空港発羽田行きと伊丹行きの始発
熱中症100人に=都内の3連休中−東京消防庁 熱中症100人に=都内の3連休中−東京消防庁 東京都内で3連休の間、熱中症で救急搬送されたのは計100人に上ったことが20日、東京消防庁のまとめで分かった。高齢者が自宅内で倒れて重症になるケースも目立ち、同庁はホームページなどを通じて注意を呼び掛けている。 同庁によると、連休中に熱中症で医療機関に救急搬送されたのは、速報値で17日29人、18日24人、19日47人。 17日には大田区の女性(81)、19日には八王子市の女性(83)がともに自宅で倒れて重症となったほか、18日にも足立区の男性(91)が自宅で体調不良を訴え、入院が必要とされる事例があった。 同庁は熱中症防止のため、室内でも通気を良くして高温多湿を避け、水分をこまめに補給するよう訴えている。(2010/07/20-14:15)
那覇市の水路(通称ガーブ川)で作業員4人が流され死亡した事故で、当時現場から数百メートル上流側で「ゲリラ豪雨」が発生していたことが気象庁の調べで分かった。約20分間に約25ミリの激しい雨で、水路に一気に流れ込んで鉄砲水が起きたとみられる。沖縄気象台は事故の約50分前、那覇市を含む県南部に大雨・洪水注意報を出しており、気象庁は「気象情報をよく確認して作業を中止していれば、事故は防げた可能性がある」としている。 事故が発生した19日午後2時前後の雨雲の観測データによると、ゲリラ豪雨があったのは、現場から南東に数百メートル離れた上流地点で、午後1時40分ごろから午後2時ごろまでの約20分間の雨量は、約25ミリに達した。しかし、現場を含む1キロ四方のエリアでは、午後2時までの1時間雨量はわずか約6ミリだった。 沖縄地方は19日、南から暖かく湿った空気が入り込んで積乱雲が発達しやすい状態。沖縄気象台
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