浜松市の山間部にある茶畑で長さ150メートルにわたって亀裂が見つかり、今後、地滑りが起きる可能性が高まったとして、浜松市は付近の6世帯24人に避難勧告を出すとともに、亀裂の状況を調べています。 亀裂が見つかったのは浜松市天竜区の春野町杉にある茶畑が広がる斜面です。 亀裂は先月、見つかり、21日になって幅が1時間に4ミリ以上広がり始めたため、浜松市は今後、地滑りが起きる可能性が高まったとして、21日午後11時50分に付近の高杉地区と久原地区の6世帯24人に避難勧告を出しました。 静岡県が22日から現地で調査した結果、亀裂は長さおよそ150メートル、幅は最大15センチあるということです。 亀裂の長さに変化は見られず、幅は1時間に3ミリほどの速さで広がっているということです。 現場周辺は地すべりが起きやすい地区に指定されているということです。 静岡県と浜松市は監視を続けるとともに、23日にも詳細