小水力発電を導入する動きが全国に広がっており、建設コンサルタント会社の参入も多い。中小でも地元技術者同士のネットワークを活用して小水力発電機の独自開発や海外展開まで視野に入れた取り組みに乗り出している例もある。
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月刊チャージャー8月号 【調査】倉阪秀史教授に聞いてみました 「小水力発電」なんてショボいんでしょ? 再生可能エネルギーが注目されている。でも、発電の不安定さやコストの問題で、その実現性を疑問視する論調も目立つ。日本での再生可能エネルギーの可能性を推し量るとき、象徴的なのが「小水力発電」だ。千葉大学総合政策学科教授で、再生可能エネルギー普及のスペシャリストである倉阪秀史氏に、小水力発電と再生可能エネルギーについて聞いてみた! 倉阪秀史●くらさかひでふみ 1964年、三重県生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業後環境庁に入庁。温暖化やリサイクル、環境対策などの施策に携わる。その後、アメリカ・メリーランド大学客員研究員を経て1998年から千葉大学法経学部助教授、2008年から同教授。環境経済論、環境影響評価、地方環境税、廃棄物・リサイクル、企業の環境情報などを研究している。 【著書】
電気自動車(EV)の普及促進を目指し、前橋市は9月をめどに、EV用の充電スタンドを設置し、市民に無償で利用できるようにすることを決めた。市立桃井小学校(同市大手町)東側にある市営駐車場に設置予定で、充電用の電力は、そばを流れる矢田川に小水力発電装置を設けて補う。市環境課によると、太陽光発電を利用しEVの充電を行う例はあるが、小水力発電を利用するケースは全国で初めて。(西村利也) 電気モーターを動力源として動くEVは、走行中に地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)を排出しないことから、環境に優しい次世代自動車として期待を集めている。 ただ、同課によると、前橋市内には現在、充電スタンドは東京電力前橋支社(同市南町)など数カ所しかない。EVは一度の充電での走行距離がガソリン車と比べて短いこともあり、普及には充電スタンド設置などのインフラ整備が必要不可欠になっている。 市が今回設置予定の充電
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