2024年秋、英会話アプリ各社がGPT-4oを搭載した新機能を続々と発表した。各社が発表した新機能を含め、生成AI(人工知能)を搭載した英会話アプリは英会話学習にどのような変革をもたらすのか。各社は従来より一桁少ない遅延時間を実現したGPT-4oの機能を生かし、より自然な対話相手の再現を目指す。 GPT-4oは2024年5月13日(米国時間)に、米OpenAI(オープンAI)が発表したモデルだ。「o(オー)」の由来は「全て」を意味する接頭語「オムニ(Omni)」。テキストや音声、画像などを組み合わせてデータを入出力できることや、応答速度の速さなどが特徴だ。 米Duolingo(デュオリンゴ)は2024年9月24日(米国時間)、新機能「リリーとビデオ通話」を発表した。GPT-4oを用いて、友達と話しているような双方向のフリートークの対話を可能にする。日本では2024年9月25日に提供を始めた
