米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、現地時間7月1日、ニューヨーク連邦地裁デニー・チン判事がクラスアクション訴訟として認定した「Google Book Search訴訟」について、その認定を控訴していた米Googleに控訴裁判所が「クラスアクション訴訟として認定する前にまずフェアユース面での議論を」との判断を下したとのこと。 2005年に始まり、もうすでに8年目となる本裁判では、2012年5月に入り被告側のGoogleが原告団からThe Authors Guildなど作家団体を排除するよう裁判所に要請。しかし、チン判事は「クラスアクション訴訟の範囲内である」としてその要請を却下、Google側が控訴審に訴え、今年5月には控訴審が「クラスアクション認定が先か、それともフェアユース議論が先か」判断してからチン判事に差し戻すことを通達していた。 今回の控
著作権法の新規定、導入に賛否両論 文化審議会意見聴取2010年8月8日 一定の条件を満たせば、他人の著作物を許可なしで利用できるとする著作権法の新規定の導入を検討している、文化審議会の著作権分科会・法制問題小委員会は5日までに、著作権団体などの意見を聞いた。新規定の導入に賛否両方の意見が出た。 新規定は「質的、量的に軽微な利用」など、一定の幅をもった条件のもとでの利用を認めるもの。ネット関連の新サービスを開発しやすくするなどの狙いがある。 意見聴取で、角川グループホールディングスの角川歴彦会長は、デジタル化された作品の流通の活性化につながるとして、新規定を「大きな前進」と評価。日本弁護士連合会なども賛成を表明した。 一方、日本新聞協会は、著作物の不正な利用が増える恐れがあるなどとして「導入ありきの議論を進めることは拙速」と反対した。日本音楽著作権協会などの権利者団体も反対した。同委員会は年
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