金融監督庁では、これまで、昨年8月25日に改訂された「コンピュータ2000年問題に関する金融検査におけるチェックリスト(改訂版)」を用いて、金融機関等における2000年問題の対応状況について実態把握に努めてきたところである。 西暦2000年まで残すところ5カ月余りとなり、2000年問題対応に費やせる時間も少なくなってきた中で、各金融機関等においては、鋭意対応を進めているところであるが、対応を尽くしても不測の事態を招く可能性は皆無とは言えず、万一、問題が発生した場合に備え、その影響を最小限に止めるため、予めコンティンジェンシー・プランを準備することが最重要課題となっている。 今般、当庁では、「コンピュータ2000年問題に関するコンティンジェンシー・プラン・チェックリスト」を策定することとした。本チェックリストにおいては「2000年以降もこれまでと変わらずにビジネスを継続する」との視点に立ち、