インフルエンザが猛威を振るっている。昨年末の1週間の患者数は、現在の集計方法になってから最多となり、新規患者数はすべての都道府県で増加した。感染拡大の要因として専門家は、新型コロナウイルス対策でインフルエンザが流行しなかったことによる免疫低下の可能性を指摘。「学校の新学期が始まり、感染がさらに拡大する危険がある」と注意を呼びかけている。 今月8日午後、大阪市生野区の小児科「くぼたこどもクリニック」では、久保田恵巳(めぐみ)院長(54)が発熱症状のある女児の鼻に綿棒を差し入れ、粘液を採取していた。 「インフルエンザの患者は11月中旬ごろから増え始め、12月はとても多かった」と久保田院長。年明けは比較的落ち着いているが、「学校が始まり注意が必要だ」といい、ワクチン接種のほか手洗いや換気などの対策をしてほしいと話した。 厚生労働省によると、全国約5千の定点医療機関から昨年12月23~29日に報告
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