この画像を大きなサイズで見る 12年という膨大な時間をかけ、ようやく小さなハエの脳の完全なマッピングが完成したそうだ。 その結果、キイロショウジョウバエの幼虫の脳には、3016個の神経細胞(ニューロン)同士の54万8000個の結合が網羅されていることが明らかになった。 そこからは、左右の脳のコミュニケーションなど、神経細胞の種類やその経路が明らかになっている。 こうした研究を通じて、脳内で交わされる信号がどう行動や学習につながるのか、いっそう理解を深められるそうだ。 12年の歳月をかけ数千枚の脳の写真を1枚の地図に キイロショウジョウバエの神経細胞のつながりを示した地図「コネクトーム」は、何千もの脳のスライスを電子顕微鏡で撮影し、それらとこれまでに集められた神経細胞の結合データを丹念に組み合わせたものだ。 完成したコネクトームには、個々の神経細胞の結合だけでなく、右脳と左脳とのやり取りも記
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