闘莉王はスイス・ザースフェーでの合宿を打ち上げ、バスに乗り込む 日本代表の守備の柱DF田中マルクス闘莉王(29=名古屋)が5日、W杯で主審の「標的」となる可能性が出てきた。4日の親善試合コートジボワール戦で、接触プレーでFWドログバの右腕を骨折させ、W杯出場危機に追い込んだことで、一夜明けた5日に世界各国で「闘莉王」の名前が報道された。試合中の不可抗力ではあるが、「世界屈指のストライカーを壊した男」とレッテルを張られたことで、日本代表関係者は審判に目をつけられ不利なジャッジを下されることに警戒感を示した。 岡田ジャパン、そして闘莉王にまさかの逆風が吹く可能性が出てきた。闘莉王がドログバを故障させたプレーがこの日、世界中に打電されたことにより、日本代表関係者は「主審に闘莉王が色眼鏡で見られることになるかもしれない。それが一番怖いね。ただ、これだけはどうしようもない。そうならないことを祈るしか