帯広市は、ばんえい競馬の来年度の運営委託先について、旭川場外馬券発売所を運営する情報処理サービス業「コンピューター・ビジネス」(CB、旭川市、関仁社長)に変更する方針を固めた。現在委託しているオッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM、帯広市、加藤晋平社長)との継続交渉が委託料などで折り合う見通しが立たないため。200人規模のOPBM従業員は、CBに引き継ぐ方向で調整する。 市とOPBMは現在、委託継続をめぐり交渉中だが、来年度予算編成の期限が迫っていることから、時間切れで不調になる見通し。市はOPBMと交渉がまとまらない場合、ばんえい競馬の継続開催に支障を来す恐れがあるため、新たな委託先を模索していた。 CBは2009年4月、旭川場外の現在地(旭川市南6条通20)移転に合わせ、OPBMから運営を委託されている。旭川電気軌道(旭川場外所有)の関連会社で1963年設立。道北管内最大手の