トランプ米次期大統領(共和党、写真左)と厚生長官に指名されたロバート・ケネディ・ジュニア氏(右)はともに酒を飲まず、アルコールの危険性について率直な意見を表明してきた。2024年10月、ジョージア州で撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria) [ワシントン 3日 ロイター] - トランプ米次期大統領(共和党)と厚生長官に指名されたロバート・ケネディ・ジュニア氏はともに酒を飲まず、アルコールの危険性について率直な意見を表明してきた。しかし、退任を控えたバイデン政権(民主党)のビベック・マーシー医務総監がアルコール飲料のラベルにがんの発症リスクを明記すべきとの見解を3日に示したことに対し、トランプ氏とケネディ氏は意見を表明していない。 共和党が伝統的に規制に対して抵抗していることや、酒類業界のロビー活動が活発なこと、共和党の支持基盤となっている保守的な州に酒類企業が多いことなどを