主要7カ国(G7)がおよそ3000億ドル(約48兆3000億円)に上るロシア凍結資産の押収を決定すれば、サウジアラビアは保有する欧州債券の一部を売却する可能性があると今年に入り内々に示唆した。事情に詳しい関係者が明らかにした。 サウジ財務省がG7の一部の国に対し、ウクライナ支援を意図したロシア凍結資産の押収案に異論を差し挟んできたという。関係者の1人は、サウジのメッセージを遠回しな脅迫だと表現した。サウジは具体的にフランス国債に言及したと、関係者の2人は語った。 5月から6月にかけ、G7はロシア中銀の資産についてさまざまな選択肢を検討していた。米国と英国は直接の資産押収を含むより大胆な選択肢の検討を主張したものの、結局は資産そのものに手を付けず、資産が生む利益を活用することで合意した。 ユーロ圏の一部の国は、ユーロの価値が損なわれる恐れがあるとして、ロシア凍結資産の直接の押収には反対した。
アイテム 1 の 2 4月2日、OPECとロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、日量約116万バレルの追加減産を行うと発表した。写真はナイロビのガソリンスタンドで2018年9月撮影(2023年 ロイター/Baz Ratner) [1/2] 4月2日、OPECとロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、日量約116万バレルの追加減産を行うと発表した。写真はナイロビのガソリンスタンドで2018年9月撮影(2023年 ロイター/Baz Ratner) [ドバイ 2日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は2日、日量約116万バレルの追加減産を行うと発表した。5月から開始し、今年末まで継続する。予想外の動きで、アナリストは原油価格が押し上げられるとみている。
主な産油国によるグループ、OPECプラスを主導するサウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、世界経済の見通しは依然として不確実だとして、原油価格を下支えするための減産の合意を維持する必要があるという考えを示しました。 サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、国営通信が14日、伝えたインタビューの中で、世界経済の見通しについて「成長ペースは依然として不確実だ。中国経済も回復段階にあるものの、どれだけ時間がかかるかわからない。各国の中央銀行がインフレ対策を強化する可能性もある」と指摘しました。 そのうえで「今できることは、現在の合意を維持することだ」と述べて、原油価格を下支えするため去年10月、OPECプラスが合意した一日当たり200万バレルの減産を維持する必要があるとして、現時点での増産には慎重な考えを示しました。 国際的な指標となっている原油の先物価格は、ロシアによるウクライ
原油価格が急伸=産油国の増産見送りで 2018年09月24日22時59分 【ロンドン、ニューヨーク時事】石油輸出国機構(OPEC)と非加盟のロシアなどの主要産油国が23日の会合で増産を見送ったことを受け、24日の原油先物市場で原油価格が急上昇した。欧州市場では代表的な指標の英国産北海ブレントが前営業日比2%超上昇し、一時1バレル=80ドルを突破。米国市場でも午前の取引で、WTIが72ドル台に急伸した。 産油国、追加増産見送り=米の要求受け入れず 主要産油国の会合に先立ち、トランプ米大統領は「市場を独占するOPECは今すぐ原油価格を下げろ!」とツイッターで増産圧力を強めていた。しかし、産油国は23日に発表した声明で「需給は全体的にバランスが取れており、現在の市場の見通しに満足している」として、米国の要求を突き放した。(2018/09/24-22:59)
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