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プロ向け機材で培った独自の1Gクロックテクノロジーで、デジタル再生において独自の地位を確立していドイツのオーディオブランド・MUTEC(ミューテック)。 同社の「MC-3+」と「MC-3+USB」は、(1)「デジタルオーディオ信号のリクロッカー」そして(2)「ワードクロック供給」という2つの特異な使い方ができるスペシャルなアイテムだ。今回は、「MC-3+」を活用し、CD再生をさらに深く楽しむための2種類の使い方をそれぞれご紹介。音質の改善ポイントを探ってみよう。 ■クロック入力を持たないCDプレーヤーにも活用できる ロスレスストリーミングサービス「Qobuz」の日本上陸やアナログレコード市場の充実が賑わっているが、音質をはじめ使い勝手の良さや安定度の高さという点でCDというメディアの魅力は色褪せることがない。そんなCD再生音質を向上させようと思ったときに浮かぶ一つのアプローチが、外部クロッ
オーディオを楽しむ方々のあいだには、そうでない方からすると奇妙に映る「常識」がある。たとえば「電源ケーブルを替えると音質が良くなる」という主張だ。オーディオに精通した人間にとって、これはごくごく当たり前の話である。 筆者はPHILE WEBの編集に長く携わってきたが、そこでは電源ケーブルの交換や取り回しをはじめ、電源回りの改善、ホスピタルグレードのコンセント導入、果ては自宅に電柱を立てて電源をクリーンにするという話題までが、当たり前のように語られてきた。 こういった事柄は、オーディオファンでない方々からするとオカルトめいて感じられるかもしれない。だが、この分野で長年活動してきた編集者にとって、これらは「電源で音が変わるのは当然だよね」と、さらっと流してしまう程度の話題に過ぎない。 月額なんと200ドル!めちゃめちゃ賢いChatGPT 最強版にオーディオのことを尋ねたら ところで近年、対話型
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:北海道「豊平峡温泉」の好きなところを100個言いたい マクセルの歴史を学びに行く 冒頭に書いた通り、マクセルと言えば、私はまずカセットテープを思い浮かべる。私は1979年生まれなのだが、家にCDラジカセがあって、近所のCDレンタルショップで最新のヒット曲をレンタルしては、カセットテープにダビングするのが子どもの頃から好きだった。 お小遣いをためてやっとたまに買えるCDよりもカセットテープの方が身近な音楽メディアで、好きな音楽を録音するためにたくさん買った。80年代~90年代にかけては複数のカセットテープのブランドが存在したが、マクセルはその中でも、ちょっと本格派な感じ(よくわからないけ
これまでのイヤホンの常識を抜本的に覆す画期的なイヤホンが開発されました。AIP=Acoustic Innocent Pureというこのイヤホンは、従来の頭の中に閉じた空間の音ではなく、外に広がる非常に自然な音を実現するという、これまでにないbluetooth接続のイヤホンになっています。まさにスタジオモニタースピーカーの響きを再現するイヤホンで、演奏の細かいニュアンスを忠実に再現できる性能を持っています。 見た目もこれまでにない、耳から角が突き出すような不思議なデザインのこのAIP、開発したのは元ヤマハのエンジニアである旭サウンドエンタープライズ株式会社の旭保彦さん。音を聴いた瞬間に「何だこれは!」と感じる、従来のイヤホンともヘッドホンとも異なる自然なサウンドを実現してくれます。またしばらく聴いていても装着感があまりなく、イヤホン特有の疲れをまったく感じないのもAIPの大きな特徴となってい
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。 →著者のプロフィールと記事一覧 ヘッドフォンの出力を増幅 「アンプ」は音声信号を増幅する音響機器です。中でも「ヘッドフォンアンプ」は、特にヘッドフォンとの使用が想定されたアンプです。最近では、パソコンやスマホのデジタル信号をアナログに変換する「USB DAC」の機能を備えたものも多く、ノイズが気になるパソコンでヘッドフォンを使用するユーザーには特に有効なものとなっています。
カセットテープの魅力とは何か。若い人にとっては「使ったことがないので、よく分からないなあ。デジタル音源にはない良さがあるとか?」などと思われたかもしれないが、ほかにもある。例えば、自分だけのテープをつくれることだ。 好きなアーティストの好きな曲だけを集めたり、デート用にラブソングだけを録音したり。そんな思い出たっぷりのテープをいまも大切に保管している人もそこそこいるかもしれない。しかし、持っていてもここから前に進めない。久しぶりに聴いてみたいけれど、「ハードがない」という問題があるのだ。 ラジカセを買うために家電量販店に足を運ぶと、数千円のモノがたくさん並んでいる。しかし「せっかく買うんだからちょっといいモノがほしいよな」「若いころに使っていた、あんな機能もこんな機能も使ってみたいな」といった人にとってはやや物足りないのだ。 大切なオリジナルテープを聴きたい――。好きなアーティストの曲をテ
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