ソフトバンクモバイルは2010年3月期第4四半期(2010年1〜3月)において、初めてデータ通信による収入が音声収入を上回った。携帯電話が電話からモバイルインターネット端末に移行したことを示す兆候と言え、「モバイルインターネットを制するものがインターネットを制する」と断言するソフトバンクグループにとって、大きな一歩となった。 ソフトバンクによると、ソフトバンクモバイルの第4四半期のデータARPU(ユーザー1人あたりの月額利用料)は2140円となり、基本料と音声ARPUの合計1750円を上回った。前年同期で見ると、基本料と音声ARPUの合計が270円減となったのに対し、データARPUは320円増となっている。総合ARPUは前年同期比60円増の3890円。通期ではデータARPUが2020円、基本料と音声ARPUの合計が2050円、総合ARPUが4070円となっている。 ソフトバンクモバイルを含