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「科学道100冊」シリーズベスト盤、「科学道100冊 傑作選」を発表 -理研の研究者 × 本のプロ・編工研が選ぶ、良書100冊- 日本で唯一の自然科学の総合研究所である理化学研究所(理研)[1]と本の可能性を追求する編集工学研究所[2]による「科学道100冊」プロジェクト[3]。書籍を通じて、科学者の生き方や考え方、科学の面白さや素晴らしさを届けることを目指し、選りすぐりの本を紹介しています。 シリーズ第7弾となる今回は、これまでの「科学道100冊」シリーズを総括した「傑作選」を発表します。 「科学道100冊」プロジェクトの歩み 2017年にはじまった「科学道100冊」プロジェクトは、全国の書店・図書館・教育機関でフェアを展開し、多くの人に科学の良書との出会いを提供してきました。2019年からは中学生・高校生を中心とした幅広い層に対して、科学の多様な魅力を継続的に伝えるべく、毎年恒例の企画
LK-99は超電導体ではない──英学術誌「Nature」は8月16日(現地時間)、そんなタイトルの記事を公開した。韓国の研究チームは7月、「常温常圧で超電導性を示す物質を合成した」とする査読前論文を公開。世界中の科学者が関心を示していたが、Natureは「この物質が超電導体ではないという証拠が発見された」と複数の研究者の証言を紹介している。 LK-99が超電導体である証拠として韓国チームは、コイン状のサンプル物質が磁石の上で揺れている動画を公開。「サンプルは『マイスナー効果』(磁場を物体内部から押し出す現象で超電導体の特徴の一つ)によって浮いている」と主張していた。また、超電導を示す証拠として、104度付近でLK-99の電気抵抗率が急激に低下することも挙げていたことから、「常温超電導が実現するのでは?」と期待が寄せられていた。 しかし、さまざまな研究者たちが検証した結果から「LK-99の不
(CNN) 化学物質による破壊が指摘されてきた成層圏のオゾン層が、今後数十年で完全に回復するとの見通しが明らかになった。 国連の専門家委員会が9日、4年ごとに出している報告書の中で発表した。 オゾン層は太陽光に含まれる有害な紫外線を吸収して生物を守っているが、1980年代後半以降、冷蔵庫の冷媒やスプレーの噴射剤に使われる化合物「フロン」などによる破壊が問題視されてきた。 最新の報告書によると、フロンなどの全廃に向けて「モントリオール議定書」が発効した89年以降、破壊物質は99%削減された。 このまま対策が続けば、オゾン層は世界のほとんどの地域で2040年、北極では45年、南極でも66年には、1980年のレベルまで回復するという。 世界気象機関(WMO)のターラス事務局長はこの結果を受け、「オゾン層への行動は気候行動の前例になる」と指摘。オゾン層破壊物質の排除に成功した例から、化石燃料から脱
世界屈指の動物標本コレクションとして知られる「ヨシモトコレクション」。同コレクションのものを中心に、選りすぐり哺乳類標本などを展示する企画展「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」が東京・上野の国立科学博物館で開催中。 国立科学博物館は1877年に創立された、自然史・科学技術史に関する日本唯一の国立総合科学博物館。この博物館にはおよそ490万点もの膨大な標本が収蔵されているが、そのほとんどは保管のため非公開となっている。 本展のテーマは「観察の眼、発見の芽」。声なき標本たちの姿を通じて、異なる種の動物のあいだにある、意外な共通点や私たち人間の日常とのつながりなど、学びや問いを発見することができる。 本展は11のセクションに展示構成が分かれている。 「哺乳類とは何か」のセクションでは、「ほんの1.9億年」「3億年前の親戚」などのキーワードとともに、今回の展示のメインである哺乳類とは何かに
1976年の「科学」の付録だった、成人の6分の1サイズの人体骨格立体モデル(中央)=東京都品川区で2022年6月8日、内藤絵美撮影 カメラに顕微鏡、アリやカブトエビの飼育セット、人体骨格の標本――。子どもの頃、夢中になって付録を組み立てた人も多いのではないだろうか。学研が発行していた小学生向けの付録付き雑誌「科学」は、兄弟誌の「学習」とともに最盛期に670万部を記録したマンモス雑誌。少子化などで休刊していたが、12年ぶりの今夏、復刊するという。うれしい知らせに、あの頃のワクワクがよみがえる。新しい「学研の科学」に込められた思いを聞きに、編集長に会いに行った。【大沢瑞季】 アリの巣を観察、乾燥卵からカブトエビ…… 「わー、懐かしい!」。東京都品川区にある学研ホールディングスの本社ビル。地下1階のギャラリーにずらりと並ぶ、歴代の「科学」の人気付録を見て、思わずショーケースに張り付いた。 私(記
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塩の結晶は、「飽和食塩水をゆっくりと蒸発させる」という方法で作成可能です。これだけ聞くと非常に単純で簡単そうなのですが、透明度の高い結晶を作りだすには蒸発プロセスを制御する必要があるとのこと。蒸発プロセスがうまくいかないと、結晶が白く濁ったり、逆に溶けてしまうことがあり、また小さなほこりが原因で「小さな結晶の群れ」が発生してきれいな直方体にならないこともあります。そこで、結晶作りを愛する大学生のチェイスさんが、3年かけて「透明かつ直方体の結晶を作り出す方法」を編み出し、詳細を報告しています。 How to Grow Sodium Chloride Crystals at Home - Crystalverse https://crystalverse.com/sodium-chloride-crystals/ 塩の結晶作りでまず行う作業は、飽和食塩水を作ること。鍋でお湯をわかし、水100m
重い金属元素「ドブニウム(Db)」の性質を調べた結果、周期表から予想できる性質に反して金属的な性質を失っていることが分かった──日本原子力研究開発機構が、7月7日にこんな研究結果を発表した。この元素の化合物を分離して調べたのは世界で初めてのことで、今回分かった性質から、いまだに完成していない周期表の理解が進むことが期待できるという。 ドブニウムは1967年に発見された、原子番号105番の元素。核融合反応で人工的に生成できるが、生成率が5分当たり1個と低いことと、寿命(半減期)が約30秒と短いため、実験で扱うのが難しく、その化学的性質は明かされていなかった。 研究チームは、同機構の加速器を使ってドブニウムを合成し、独自に開発した分離装置によってドブニウムの純粋な化合物を分離。この化合物と、ドブニウムと同じ周期表第5族の元素(ニオブやタンタル)の化合物について、気体になりやすさを比較したところ
English English (pdf) Swedish Swedish (pdf) 6 October 2020 The Royal Swedish Academy of Sciences has decided to award the Nobel Prize in Physics 2020 with one half to Roger Penrose University of Oxford, UK “for the discovery that black hole formation is a robust prediction of the general theory of relativity” and the other half jointly to Reinhard Genzel Max Planck Institute for Extraterrestrial P
日本で唯一の自然科学の総合研究所である理化学研究所(理研)[1]と本の可能性を追求する編集工学研究所[2]による科学道100冊プロジェクト[3]。書籍を通じて、科学者の生き方や考え方、科学のおもしろさや素晴らしさを届けることを目指し、選りすぐりの本を紹介しています。このたび、2020年度版「科学道100冊 2020」を発表します。 2017年にはじまった科学道100冊プロジェクトは、全国の書店・図書館・教育機関などでフェアが展開され、多くの人たちに科学の良書との出会いを演出してきました。たいへんご好評をいただき、2019年からは中学生・高校生を中心とした幅広い層に対して、科学の多様な魅力を継続的に伝えるべく、毎年恒例の企画としてリスタートしました。 「科学道100冊 2019」は、全国約450か所の図書館・教育機関などで展開され、さまざまなメディアに取り上げられました。 今回発表する「科学
2019-10-07 The Nobel Assembly at Karolinska Institutet has today decided to award the 2019 Nobel Prize in Physiology or Medicine jointly to William G. Kaelin Jr., Sir Peter J. Ratcliffe and Gregg L. Semenza for their discoveries of how cells sense and adapt to oxygen availability SUMMARY Animals need oxygen for the conversion of food into useful energy. The fundamental importance of oxygen has bee
本サイトでは、「疑似科学的と思われる主張」の科学性の度合いを評価する作業を通して、科学リテラシーを身につけることを目標にしています。科学リテラシーを養えば、ちまたに溢れるフェイクを、的確に見抜けるようになるでしょう。 科学は、衣食住や安全を確保するうえで重要な役割を果たし、これまで私たちの文明的な生活を支えてきています。科学について理解し、人類が培った知識を適切に活用することは、私たちのより良い暮らしの成立に不可欠なことです。ところが、情報化が進んだ今日、科学らしさや科学的成果を装った疑似科学広告が横行しています。科学と、科学とは言えないものを見分ける科学リテラシーが、市民一般にも必要な時代となったのです。 そうしたなかでこのサイトでは、疑似科学を通して科学リテラシーの増進を目指しています。サイトには個別具体例の科学性の評定や科学リテラシーに関する動画(Gijikaチャンネル)、オンライン
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