
著作権が切れた文学作品などをインターネットで無料で公開して人気を集めている「青空文庫」は、作品を入力する多くのボランティアが長年支えていますが、最近、ある異変が起きています。きっかけは、イケメンが多く登場するネットゲームだということですが…? 宮沢賢治や芥川龍之介といった有名な作家から、数は少なくても熱狂的なファンがいる作家まで、掲載作品は1万4000点を超えています。呼びかけ人の富田さんが3年前に亡くなった後も、青空文庫は有志のボランティアが運営を続けています。 青空文庫は、往年の名作を手軽に読むことができるようにと平成9年に富田倫生さんの呼びかけで設立され、著作権が切れたり、許諾が得られたりした作品について、ボランティアの人たちが文章の入力と校正を行い、インターネットで無料で公開しています。 宮沢賢治や芥川龍之介といった有名な作家から、数は少なくても熱狂的なファンがいる作家まで、掲載作
「青空文庫」のサイトで、没後50年を経過し2015年1月1日から著作権切れとなった作品として、尾崎士郎、三好達治、佐藤春夫など、10人の著作10点が1月1日付けで公開されています。なお、今年は、作業バランスを考慮し、新規パブリックドメインの作品の本格公開は2月から行うとのことです。 また、パブリックドメインになった資料を紹介する、Open Knowledge Foundationのサイト“The Public Domain Review”では、没後70年(カナダ、ニュージーランド、アジア等では没後50年)を経過し、2015年1月1日から著作がパブリックドメインとなった人物として、イーディス・シットウェル(Edith Sitwell)、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ (Antoine de Saint-Exupéry)、イアン・フレミング(Ian Fleming)、また、ワシリー・カン
富田倫生さん インターネット上の電子図書館「青空文庫」の世話人で、著作権の保護期間延長に反対を訴えつづけた富田倫生(とみた・みちお)さんが16日正午すぎ、肝臓がんのため岐阜県内の病院で死去した。61歳だった。葬儀は近親者のみで営む。 広島市生まれ。編集プロダクション勤務を経て、ライターとして独立。自著「パソコン創世記」が絶版となり電子版を作った経験から、電子テキストの共有サービスを構想、97年に仲間と青空文庫を始めた。2011年には著作権が切れた本を中心に登録数が1万点を超えた。 30代でC型肝炎を発症し、闘病しながら青空文庫の運営にあたった。近年は、著作権の保護期間を死後50年から70年に延長する動きに対し、「過去の作品を利用しにくくなり、文化の発展が阻害される」として反対運動に力を注いだ。著書に「本の未来」などがある。 最新トップニュース
インターネット図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人である富田倫生(とみたみちお)さんが、本日(16日)の午後12時8分に亡くなられました。 富田さんは、パソコン関係の書籍や宇宙開発の書籍などの著述業のほか、電子書籍の可能性にいち早く気づかれ、インターネット図書館「青空文庫」を他の呼びかけ人の方々と共に創設運営してきました。著作権延長問題でも反対の立場を明確にして闘ってきた闘士でもあります。そして長年に亘って病とも闘ってこられました。 富田さんは、昨年の電子書籍エキスポの会場で何時にも増して青空文庫の歴史と存在意義、そして著作権問題について熱く訴えて居られました。とても闘病中とは思えない何時もの熱気を感じて、何だか安堵したものです。 それが突然の訃報。始まりは何時も突然……と申しますが、本当に突然過ぎです。 「エキスパンドブックの二十歳のお祝いをやろう」と電子書籍エキスポの会場で話し
国は日本を代表する文学作品(本当は全集まで)を責任をもって電子化して世界に公開せよ 青空文庫など個人が入力した電子化テクストについて TLやFacebookで 青空文庫のテクストが「不正確」だ という指摘と、それに対しての反論とが飛び交っている。 で。 普段写本や版本等から翻字している立場から言うと 他人の翻字は信用するな でおしまい。 更に言えば 他人が電子化してくれたテクストは感謝しつつ使用すべき であって、 正確を期すために、信用すべき底本と参照するのは自分の仕事 である。 わたしは87年に初めてパソコン(98互換機のEPSON 286-V STD)を使い始めた時から OCRによる電子化テクスト をその使用目的としていた。残念ながら87年当時は、いまのように個人が気軽に 自炊 できるようなスペックの機器はなく、まだOCR入力は自前の装置ではできなかったが、HAL研のハンディスキャナで
日本を代表するオンライン・テキスト・アーカイブである「青空文庫」に集められた著作権保護期間を満了した日本語の文学作品テキストのうち、 約4000 タイトルがアメリカのインターネット・アーカイブに収録され、オンラインで「電子書籍」として閲読できるようになりました。 今回の青空文庫の収録にさいして、ボイジャーが発表したプレスリリースには、以下のような文言があります。 今回 Internet Archive に提供されたのは PDF 形式のファイルですが、縦書きにも対応した EPUB3 での提供が引き続き進められています。これらのEPUB3データは近々公開される予定です。ボイジャーは、今後も Open Library における “Aozora Bunko 青空文庫” コレクションの拡充を図るとともに、世界中の電子書籍読者にとってよりオープンで、より使い易い読書環境作りを推進します。その一環として
ボイジャー、米電子図書館 "Internet Archive"に日本語作品4,000 作品を公開 ネットサービス 株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:萩野正昭、以下:ボイジャー)は、かねてより協力関係にあるデジタルアーカイブの NPO 図書館 "Internet Archive"(本部:米国サンフランシスコ)に、著作権保護期間を満了した日本語作品 4,000 タイトルを登録&公開! □ ボイジャー □ 米電子図書館 "Internet Archive"に □ 日本語 4,000 作品を公開 株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:萩野正昭、以下:ボイジャー)は、かねてより協力関係にあるデジタルアーカイブの NPO 図書館 "Internet Archive"(本部:米国サンフランシスコ、代表:Brewster Kahle)に、著作権保護期間を満了した日本語
青空文庫の公開ページは、データベースによって更新されています。 そのデータベースからの、一般に向けた情報提供について、検討します。 情報提供の現状 総合インデックス>作家別>全てを表示の「ア」の上にある、「→「公開中 作家別作品一覧:全て(CSV形式、 zip圧縮)」をダウンロード」から、公開作品のリストを取得できる。(リンクしているので、ここからも引き落とせる。) ただし、作家別という仕立ての性格から、著者と翻訳者がたっている作品は、このリストの二箇所に表示される。 リストで提供されるデータ項目が、これで良いのかにも、検討が必要だろう。 作品ファイルのURLが盛り込まれていない点については、かねてから、改善を求める声がある。 今後のあり方 現行の list_person_all.csv の拡充計画に対して、twitterや掲示板で、以下のようなコメントがついた 変更、拡張に際しては互換性
知識情報の基本的価値はコンテンツだが、その価値(つまり時価)はコンテクスト(5W1H)で決まる。コンテクストはメタデータ、メタモデルによって把握・応用することができる。計測し、分析し、評価して金銭価値に変えるのだ。Googleが発見し、実現したこの方法は、広告のみならず出版業界にも応用することができる。ボランティアで運営する青空文庫は、コンピュータで処理可能な本のメタデータの一部を、おそらく初めて公開した。出版の未来はこうしたメタデータにある。 「これまで、青空文庫で作ってきた電子書籍のファイルが社会の共有資源と思っていたが、注記ルールも青空文庫の成果の一つになりつつあることに気付いた。注記ルールを体系的にはっきり示せば、青空文庫リーダーの開発者も注記ルールに忠実に従って表示できるし、電子書籍を作りたい人も青空文庫のフォーマットを生かせる。」(青空文庫・富田倫生氏)(日経パソコン・オンライ
追記5:Dropboxにアップしました。 青空文庫・全のISOをDropbox, Yahoo!ボックス, SkyDriveにアップしました。 - MediaLab Loveを参照してください。 「青空文庫 全」とは、インターネット環境がないところでも青空文庫の内容が楽しめるように、青空文庫の内容を収録したDVDを同梱した本です。青空文庫が全国の約8000の図書館に配布しました。 しかし、全ての図書館にあるわけではないので、手に入れるには遠くの図書館へ出かけなければならないこともあります。 「少し敷居が高い」と思ったので、この度BitTorrentによる配信を始めました。 なお、青空文庫の富田倫生様にはメールで許可をいただいております。 トレントファイルを以下から入手してください。 ceemさんにホストしていただきました。 http://www.ceena.net/view.php?id=1
「青空文庫」に収録されている作品を大活字版で印刷したものの提供を開始しました。今後、少しずつ登録していきますので、どうぞご利用ください。所蔵リストは下に掲載しております。 ※制作していない作品についてはリクエストがございましたら優先的に作成致しますのでお申し出ください。 [所蔵資料案内] >> 大活字版青空文庫 ※当リストを表示させるにはJavascriptを「有効」に設定するようお願い致します。 ★リクエストをご希望の方、パスワートをお持ちでない方はこちらからもお申し込みになれます。お電話(84-3311)やファクシミリでのお申し込みも承っております。
千葉県市川市立図書館が、OPACに青空文庫の図書カードへのリンクを掲載したそうです。 青空文庫の電子テキストが検索・閲覧できます http://www.city.ichikawa.chiba.jp/shisetsu/tosyo/posnew/pos_aozora.htm こちら経由で知りました。 蔵書と青空文庫を一括検索(市川市立図書館) - 千葉県の図書館:図書館NEWS - Yahoo!ジオシティーズ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/chiba_lib/view/20080602/1212398254 大学図書館では実践女子大学が同様のことを行っていますが、公共図書館では初めてかもしれません。 実践女子大学のケースはこちらで紹介されています。 実践女子大学図書館、OPACの検索対象に「青空文庫」収録作品を追加 - ACADEMIC RESOURCE GU
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