フランスのドキュマンタリスト教員はこんなにも違う! 待望の一冊を買って、Falconは少々興奮気味である。 辻由美さんの『読書教育:フランスの活気ある現場から』(みすず書房)を書店で見つけて、早速購入した。 正直言って、読みきっていない。なので、著者である辻さんが本書のどこかの箇所で指摘しているところを見落として、的外れな指摘をするかもしれないので、そこのところはご容赦いただきたい。 そして、このブログで述べることは、辻さんの著書への批評ではなく、注釈程度とご理解していただきたい。辻さんを、フランス語に堪能どころか、斯界の泰斗と敬い、畏れひれ伏すFalconの、無謀な戯言と思って読んでいただけると、気が休まる。 実は、Falconは、ここ数年フランスの学校図書館事情に興味を持ち、フランスへ行き、調査をしてきた。 序章で紹介されているパリ読書センターへはFalconも行って、所長の話を聞いた