状態動詞(じょうたいどうし、英: Stative verb / Static verb)とは、動詞のうち、動作や変化でなく状態を表すもの。動作、変化の結果としての状態や、意志的な心理状態を表すものも含む。 存在動詞(英語の be、日本語の「ある」「いる」など) 英語の have、like、know、wear、believe など 日本語の「足りる」「違う」「似る」「痛む」「ヒリヒリする」「見える」「思う」可能動詞、補助動詞としての「過ぎる」 などがある。 動詞を相によって分類した一群であり、時間的に継続する「継続相」を前提としており、一般には進行形をとることはできない。具体的な定義としてはヴェンドラー(英語)、金田一春彦(日本語)らによるものがある。ただし英語では一時的なことを示すため、あるいは強調のために進行形を使うことがあり、日本語でも同様に「今は見えている」といった表現がある。 状態