ホーム> レポート・ナレッジ> 2024年のレポート・ナレッジ> 台湾総統選挙は与党が政権維持 ─ 台湾の「現状維持」は不変も、両岸関係は緊張高まる懸念 ─ 調査部アジア調査チーム 主任エコノミスト 鎌田晃輔 kosuke.kamata@mizuho-rt.co.jp ダウンロードはこちら (PDF/948KB) リポートに関するアンケートにご協力ください(所要時間:約1分) (クアルトリクス合同会社のウェブサイトに移動します) 「台湾独立」の持論を封印した与党の頼氏が勝利、対中政策は「現状維持」へ 2024年1月13日に実施された台湾総統選挙では、与党・民進党の頼清徳氏が勝利した。現職の蔡英文氏は規定により3期目に出馬できなかったが、民進党は台湾史上初めて3期連続で政権を担う。新総統は5月20日に就任し、任期は4年である。 総統選には3人の候補が立候補し、頼氏の得票率は40.05%、国民