プログラミング初心者を対象にExcelマクロ/VBAを使った業務自動化プログラムの作り方を一から解説する本連載「Excelマクロ/VBAで始める業務自動化プログラミング入門」。今回はシート(ワークシート)の操作について解説する。連載第4回の「Excelの基本オブジェクト『セル』の参照、移動、コピー、選択、挿入、削除」では、Excelのセルについてさまざまな操作を解説したが、Excelを起動して最初に目にする「セル」が無数に集まった画面が「シート」だ。さらに、「シート」が集まったものを「ブック」という。 通常Excelを使用する場合、1シートだけ使うということはほとんどない。前回までの連載でも、シートの操作については時折触れてきた。 例えば、複数のシートを追加して、「1月期の売上」「2月期の売上」……「12月期の売上」というように、各月の売上をシート別に管理することはよくある。このように、別
