エンタープライズ分野で米国時間6月25日、大きなニュースがあった。時にはライバル関係にあったSalesforce.comとOracleが同日午前、両社のクラウドを統合する9年間の提携を発表したのだ。 今回の契約は、アプリケーション、プラットフォーム、インフラというクラウドコンピューティングの3層すべてを対象とする。 Salesforce.comは、「Oracle Linux」OS、「Exadata」エンジニアドシステム、「Oracle Database」およびJavaミドルウェアプラットフォームにおける自社サービスの標準化を計画している。 他方Oracleの計画は、Salesforce.comを自社の「Fusion HCM」と「Financial Cloud」に統合し、あわせてSalesforce.comのアプリケーションとプラットフォームを強化する中核技術を提供するというものだ。Sale
と、こんな趣旨の話を前回書きまして、名刺を削除するところまで解説いたしました。このうち「関係性を構築できた人」の情報管理を、引き続きSkyDeskの「CRM」で行うわけです。 同じSkyDeskに包括されたアプリが故、CardsからCRMへのインポートはすこぶる簡単。 SkyDeskにログインし、「セールス」の「Cards」からCardsのTOP画面に移動します。CRMへデータを移したい名刺にチェックを入れてメニューの「ファイル>Contacts/CRMに出力」を選択します。 続いて上記のメニュー画面から出力先の種類を選びます。「CRM」では見込み客を「リード」、それよりも一段上のレイヤーに位置する相手を「取引先」と分類しています。今回の名刺管理では「見込み客から取引(予定)先になった人をCardsから移行する」ため、「CRM」の「連絡先」へとインポートします。 ■「商談」を使って案件ごと
不具合を発見しやすいよう現場の情報収集や見せ方を工夫する「見える化」。IT(情報技術)を駆使して見える化に力を入れる企業は多い。 見える化が本当に改革や改善成果を生むかどうかは、不具合の真の原因を特定して対策を打ち出せるかどうかにかかっている。ところが原因を掘り下げる力の強化は属人的なセンスやスキルの問題だとして、放置されてしまうことが珍しくない。 2006年前半までのカルビーの「お客様相談室」も、見える化に目を奪われ過ぎ、もがいていた。 ただ聞くだけでは顧客の要望が分からない 「分析しがいのある顧客の声がほとんど集まらない」──。2006年の前半、カルビーのお客様相談室を管轄する江木忍・執行役員CRMグループコントローラー(写真1)は、顧客の声を印刷した分厚い紙の束を眺めながら途方に暮れていた。 同社は2004年に「VOC(ボイス・オブ・カスタマー)委員会」を社内で組織化し、お客様相談室
効率的なコールセンター構築のために必須の技術は何かとよく聞かれる。その答えはもちろん、コールセンターの目的、規模、対応するチャンネル(電話、電子メール、チャット、FAXなど)、コールセンターの所在地といった多数の要素にかかってくる。コールセンターは組織のニーズに応じて複雑かつ技術的に高度なものになることもあれば、比較的シンプルになることもある(図1)。コールセンター運営のための高度なコールセンター技術、システム、アプリケーション、ツールは非常に多い。問題は、正しい技術を選んで適切に導入し、日常的にパフォーマンスの最適化を図ることだ。現代のコールセンターに必須の技術オプションを以下に幾つか挙げる。 図1 1.自動電話着信分配/自動ダイヤル すべてのコールセンターには、電話や電子メール、チャットなどの応答を必要に応じて処理するシステムが必要だ。自動電話着信分配(ACD)装置や自動ダイヤル装置は
salesforce.comは、顧客企業が外部向けのウェブサイトをより簡単に構築できる新しい選択肢を提供し、クラウドコンピューティングのサービスを拡大していく。 salesforce.comは、米国時間11月3日にユーザーカンファレンス「Dreamforce 08」において、新サービス「Force.com Sites」を発表した。 salesforce.comのプロダクトマーケティング担当シニアバイスプレジデントであるKendall Collins氏によると、この新サービスは、社内向けの業務アプリケーションを構築する従来のサービス「Force.com」を拡張するもので、社外のユーザーを対象としたウェブサイトの開発とホスティングを行うという。 「こうしたインフラが必要で苦労している人はたくさんいる」とCollins氏は言う。Force.com Sitesを利用することで、salesforce
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます セールスフォース・ドットコムは1月18日、16日付で米国にて発表されたオンデマンドCRM「Salesforce」の最新版となる「Winter '07」についての説明会を東京都内にて開催した。Winter '07はSalesforceの21回目のリリースで、「これまでの中で最大のバージョンアップだ」と、同社 テクノロジー&アライアンス 執行役員の榎隆司氏は述べた。 Winter '07の最大の特徴は、オンデマンド開発プラットフォームおよび開発言語となる「Apex」が利用できるようになったことだ。開発者は、Apexプラットフォーム上でプログラミング言語のApexを使って開発を行い、SalesforceのCRM機能をより詳細にカスタマイズでき
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