オリンパス「E-410」は、世界最小最軽量を実現したフォーサーズシステムのデジタル一眼レフ機だ。4月末の発売以来、売れ行きは好調らしい。一部に熱烈なファンがいる一方で、全体としてはシェアが低迷していたフォーサーズ陣営にとっては久々に明るいニュースである。 そもそもフォーサーズシステムとは何なのか。簡単に説明しておくと、オリンパスが提唱するデジタル一眼レフ機のオープン規格のこと。銀塩時代のマウントをそのままデジタル一眼レフ機に利用している他社製品とは異なり、最初からデジタル専用に開発されたシステムで、ボディやレンズがデジタルに最適化されていることが特徴だ。 これまでに発売されたフォーサーズのレンズは、オリンパスのほか松下電器産業やシグマのものを含めて約30本。他社の対応レンズに比べるとまだ選択肢は乏しいが、光学性能という点ではハズレが少ない。各種の収差や歪みがきちんと補正されていて、画像周辺
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