athena-minerva.net is coming soon This domain is managed at
使われることのなかった幻の物質。 第2次世界大戦中は鋼が不足していたため、代わりになる物質を作るほかありませんでした。一つの策として提案されたのが氷とおがくずを混ぜたパイクリートというもの。通常の氷と比べると溶けるスピードは格段に遅く、活用されるかと思ったものの、戦後は忘れられ使用されることはありませんでした…つい、最近までは。パイクリートに着目したオランダの建築家とエンジニアグループが、活用しようと動き始めたのです。 パイクリートは、イギリス人の発明家であるGeoffrey Pykeによって作られました。水とおがくずで作られたパイクリートは、凍るとすぐには溶けない上、驚くほど強く、割れない物質として鋼の代わりに使えるとパイクは思ったのです。 パイクリート製の船のレンダリング image: panggilanpertiwi.forumotion.net/ 英政府はパイクリートを飛行機空母の
8月16日の夜、日本テレビの「ネプ&イモトの世界番付」では、シンガポールにある「ニッポン」を文化や技術を紹介しました。 その第2位として紹介されたのは、新しい観光スポット「マリーナ ベイ サンズ」です。高さ約200mの高層ビル3棟をまたぐようにして架けた空中プールで有名なホテルと言えば、お分かりでしょう。ケータイのCMなどでもおなじみですね。 屋上に空中プールのある「マリーナ ベイ サンズ」(写真:家入龍太)「世界番付」シンガポール編第2位の「ビム」とは?この空中プールは、日本のJFEエンジニアリングとシンガポールのヨンナム社(Yongnam)によって建設されました。この建設を現地で担当したのが、ヨンナム社の渡部孝さんで、設計に使ったのが、「ビム」という、建設業の“新兵器”なのです。 8月16日の放送で大々的に紹介されたビム(BIM)(テレビ画面:日本テレビ)「ビム」とはコンピューター上に
大きな揺れを想定し、耐震壁の横から圧力をかける実験。だぼなどの効果で破損は起きなかった(鳥取県林業試験場提供) 鳥取県倉吉市内の工務店が、日本建築の伝統技術と県産杉板を使った住宅リフォーム用の耐震壁開発を県林業試験場と共同で進めている。 板のつなぎ目に小さな木片「だぼ」をはめ込み、揺れを吸収させることで、震度6強クラスの大地震にも耐えられるという。関係者は「耐震改修と県産材の利用を促進できる一石二鳥の取り組み。東日本大震災の記憶が新しいうちに実用化し、改修ニーズに応えたい」と意気込んでいる。 倉吉市福光の池田住研。同試験場の提案を受けて約10年前から杉板を使った耐震壁の開発を進め、今年3月に共同実験で強度を確かめた。 堅いカシで作っただぼは、長さ9センチ、横4・5センチ、厚さ3センチ。実験では、震度6強の揺れに相当する圧力を横からかけたが、だぼが板のずれを抑え込み、壁は水平方向にゆがんだも
2010.03.02 世界初、放射化コンクリートの放射能低減化技術を開発―放射性廃棄物量を約1/100に削減― 清水建設(株)<社長 宮本洋一>はこのほど、近い将来本格化する原子力発電所の廃炉・解体に備え、世界で初めて放射化コンクリートの放射能低減化技術を開発、その実用化にメドをつけました。この技術を採用することにより、放射性廃棄物となるコンクリート量を約1/100に削減できる見込みです。 現在、日本国内では54基の原子炉が稼動中ですが、初期に建設された原子炉は寿命を迎えつつあります。すでに、日本初の商業用原子力発電所である日本原子力発電(株)東海発電所では廃炉計画が進められており、建設会社では当社だけが参画しています。 廃炉の大きな課題は、解体時に発生する大量の放射性廃棄物を削減することです。例えば、国の廃炉スタディのモデルになっている110万kWの原子炉(BWR型)を解体する場合、1基
万里の長城をはじめ、中国に数多く残る石積みの歴史的建造物の強さの秘密は、石と石のすきまを埋める建材として使われたもち米を含む特殊なモルタルにあるそうです。歴史的建造物の修繕において、現在もこの米入りモルタルに勝る建材はないだろうと専門家は語っています。 詳細は以下から。Revealing the ancient Chinese secret of sticky rice mortar Study of Sticky Rice−Lime Mortar Technology for the Restoration of Historical Masonry Construction - Accounts of Chemical Research (ACS Publications) 歴史的建造物の修復の際は石積みの目地材に使われるモルタルの補充は不可欠ですが、修復工事の際のモルタルの配合によっ
建築エコノミスト 森山高至「土建国防論Blog」Powered by Ameba マンガ建築考の森山高至が「たてものと生活と社会と文化」を考えています。 twitter始めました。https://twitter.com/mori_arch_econo 連絡先は moriarchecono@gmail.com 建築エコノミストTwitter mori_arch_econo カイジというマンガがあります。 作者は福本伸行、元々麻雀マンガの世界でデビューした人ですが、 麻雀といういわばゲーム、しかも賭博、登場人物も数人で、 背景はだいたい雀荘という密室を舞台にした設定、 にもかかわらず圧倒的なその心理描写と、 あっと驚く展開で読者の度肝を抜き、架空の物語なのに手に汗握らせ、 恐るべき筆力でつむぎ出すその世界観と哲学に、 生死を賭けた強い描写が不可思議な感動を生み出す天才です。 その福本氏のいわば
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く