今回のiPhone 4S獲得でGoogleの「Android」とAppleの「iPhone」、そしてマイクロソフトの最新プラットフォーム「Windows Phone 7.5」を揃えた国内唯一のキャリアとなったKDDI。 これによりユーザーが好きなプラットフォームを同じキャリア内で自由に選べるようになったわけですが、同社のスマートフォン戦略を振り返ってみました。 ◆「Android au」がすべての始まり 「IS01」CMキャラクターにレディ・ガガを採用し、「Android au」というキャッチコピーで2010年11月26日に「日本人が求める最良のスマートフォン」こと「IS03」を大々的に売り出したのがKDDIのスマートフォン戦略の始まり。なお、同社は「IS03」発売前にAndroidスマートブック「IS01」で手痛い失敗を経験しており、この時点ではiPhoneで先行するソフトバンクモバイル
