2009年5月8日、日本人はなぜ中国人を見下すのか ――仕事の都合で日本滞在歴2年半になる中国人が、「中華網」のブログページで独自の見解を披露した。 記事はまず、経済レベルの高い人が低い人を見下すという行為は、日本人に限らず中国国内にも存在すると指摘する。例えば香港の人が本土の人を、北京や上海の人が田舎の人を、という具合だ。だが、中国は今や外貨準備高世界一を誇るまでに経済成長を遂げている。それなのになぜ、日本人はいまだに中国人を見下すのだろうか。 作者によれば、日本人がテレビで見る中国は「満足にご飯も食べられないほど貧しい」姿が多いため、「中国=生活レベルが低い」という固定観念が出来上がっている。だがそれは、「日本人が故意に中国のあら探しをしているのではない。全て真実だ」と肯定する。北京や上海の発展ぶりに比べ、経済的理由で学校や病院にすら行けない人もまだ大勢いるのが現状だと強調した。 また