第96回:International CES特別編 〜 東芝、松下、ソニーなど各社の最新映像技術 〜 LEDバックライトやプラズマ発光高効率化など ■ 東芝の最新映像技術(1) 〜次期REGZAに搭載される映像エンジンはこうなる!? 東芝は次世代REGZA向けの技術とCELLプロセッサを活用した次世代映像処理技術を展示していた。次世代REGZA技術として展示されていたのはLEDバックライト技術、超ハイコントラスト液晶駆動技術、垂直方向ベクトル検出に対応したIP変換技術の3つ。これ以外に液晶の倍速120Hz駆動による残像低減技術、適応型の映像処理技術の「PixelPure4G」、「Color Burst Ultra」も展示されていたが、こちらは最新メタブレインに既に実装されている技術なので省略する。 LEDバックライト技術はエリア駆動によるハイダイナミックレンジな液晶表示を
先週末から東芝HD DVD撤退のリーク記事が多数出ているが、これに関連して多数の電話とメールが入った。先日もある新聞社の産業部記者からの取材を受けたが、大手報道機関は異動サイクルが比較的短く、過去の経緯に関してあまり多くの情報が引き継がれていないことが多い。急に大きなニュースとなったことで、対応し切れていなかったというのが現実なのかもしれない。 それぞれに応じていたが、そこで答えていた内容をコラムとして、ここに残しておきたい。すべてを書ききることはできないが、過去の分裂の経緯と、統一交渉の決裂、それにBDへと一気に形勢が傾いた昨年12月からの流れ、それに今後のことについても、いくつかのポイントを押さえて前後編に分けて紹介する。 ■ なぜ二つの規格が生まれたのか? Blu-ray規格が誕生した大きな理由は、ソニーと松下電器という、光ディスクの技術を数多く持つ企業が手を結んだからだ。両者
2006年7月にHD DVD搭載機、年末には第2世代BDレコーダーが登場したものの、こうした次世代レコーダーが一般家庭に浸透するまでには至らなかった2007年。しかし松下電器産業、ソニー、シャープ、東芝から立て続けに次世代機が登場。コピーワンスの緩和とともに一気に普及の道へ進む可能性も見えてきた。そんな2007年の動向をAV評論家の増田和夫氏が総括し、2008年を展望する。 2007年は実質的な次世代レコーダー元年と言えるだろう。各社から次世代レコーダーの最新モデルが登場し、いよいよ次世代光メディアへの移行が始まろうとしている。BD(Blu-ray Disc)陣営の盟主であるソニーと松下電器産業が第2世代機のラインアップを発売するほか、シャープもシンプルなBDストレート(BDドライブのみを搭載し、HDDを搭載しない)レコーダーを発売し、製品の選択肢が増えてきた。2007年末にかけてテレビC
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