練習後のけんかから同僚DF岡本拓也(19)の左肩を蹴り、全治3週間のけがを負わせた浦和の日本代表FW原口元気(20)が18日、1週間の謹慎処分が解け、クラブハウスで会見した。練習を再開したが残りの天皇杯は欠場し、今後はスポンサーへのおわび行脚や社会奉仕活動などを行うことが決まった。 原口は「幼稚な行動で迷惑をかけた。二度とないように生活から改めたい。まともな人間になれるように」と目に涙を浮かべながら深々と頭を下げた。クラブには原稿用紙5枚の反省文を提出。謹慎中は岡本の家族にも謝罪を続け、ユース時代の指導者から熱心に話を聞き「これから態度で示したい」と誓った。 「クラブの責任はきわめて重い」とした橋本光夫社長は自身の給料の一部を返納する。今後は外部の有識者を招き、選手の人間教育に力を入れて再発防止を図る。 【関連記事】 横浜M、京都、浦和などが8強入り…天皇杯 ペトロヴィッチ新監督
◆プロボクシング 第58回全日本新人王決勝戦 ▽スーパーフェザー級5回戦 ○尾川堅一(判定)西脇一歩●(18日、東京・後楽園ホール) フェザー級では“辰吉2世”京口竜人(21)=大阪帝拳=が劇的なTKO勝ち。最終5ラウンド残り2秒で千波丈二(20)=勝又=をマットに沈めた。デビュー7連勝の京口は敢闘賞を受賞。MVPはスーパーフェザー級の尾川堅一(23)=帝拳=、技能賞はスーパーフライ級の小林健太郎(20)=六島=が受賞した。帝拳ジムは昨年の角海老宝石ジムに続く、3階級制覇に成功した。対抗戦成績は東軍の48勝5敗1分け。 尾川が鬼と化した。左右ボディー、ストレートを絶え間なく打ち込み、西脇に付け入るスキを与えなかった。ダウンは奪えなかったが、ジャッジ3者がフルマークの大差判定勝ち。試合直後は酸欠状態に陥ったが、「相手にポイントを与えなかったのは収穫」と胸を張った。東日本新人王に続き、MVP
◆報知新聞社後援 防府読売マラソン(18日、山口・防府市陸上競技場発着) 公務員ランナー・川内優輝(24)=埼玉県庁=が2時間12分33秒で日本人トップの2位。4日の福岡国際マラソン(3位)から、トップランナーとして異例の中13日で臨み、ペースメーカーが抜けた25キロでスパート。並走した前回王者のセルオド・バトオチル(30)=モンゴル=に36キロ付近で逆転されたが、自身3番目の好記録で強さを証明。改めて来年2月26日の東京マラソンで2時間7分台と五輪代表挑戦を誓った。 闘争心に火がついた。ペースメーカーが抜けた25キロ。川内は「40キロの距離練習のつもりだったけど、誰もいかないならいってやろう」とスパート。ついてきたのは前回王者で、五輪や世界陸上に合計7度出場しているバトオチルだけ。1万メートル28分台と“格上”の実業団ランナーたちは、あらがうことができなかった。 日本人トップの3位で
◆陸上 全日本実業団対抗女子駅伝(18日、宮城県松島町中央公民館前〜仙台市陸上競技場=6区間、42・195キロ) 東日本大震災で被害を受けた宮城に開催地を移して行われ、第一生命が2時間17分17秒で9年ぶり2度目の優勝を飾った。大邱世界陸上女子マラソン代表の尾崎好美(30)が1区で先頭に立つと、1度も首位を譲らずに完全制覇。11月の横浜国際女子マラソンで2位に終わった尾崎は、来年3月11日の名古屋ウィメンズで再び五輪選考レースに挑戦する意欲を見せた。 エースの走りが流れを呼び込んだ。1区からトップを守って優勝は、94年のリクルート以来18年ぶりの快挙。1区(7・0キロ)で震災の爪痕が残る海岸線を駆けた尾崎は「横浜の分まで優勝したかった。積極的なレースができた」と胸を張った。 残り1キロ手前で先頭集団を抜けだし、2位に2秒差の区間賞。2区以降も安定した走りで継投し、2位との差を約1分まで
11月の人気投票イベント「ゆるキャラグランプリ」で、28万票以上を集め優勝した熊本県のPRキャラクター「くまモン」が18日、都内でファン感謝イベントを行った。 400人の参加者をネットで募集開始すると、わずか16時間で満席になったイベント。県の「営業部長」くまモンと“同僚”の県職員によると、既にくまモンの図柄をグッズに使う許可申請は、2000件を突破。グッズの売上高について使用業者にアンケートを取ったところ、回答があった半数の業者分だけを集計しても、「10億円を突破している」という。 くまモンが営業活動で配った名刺は東京分だけで、2万枚以上。くまモン形の名刺は、ほかの県職員も自分の名前を入れて実際の名刺として、使うほど大人気だ。 イベントで、テーマソングを「くまモン体操」という振り付きで、子供たちと踊ったくまモン。「紅白歌合戦を狙うモン」と筆談で意気込んでいた。 【関連記事】 彦
サンドイッチチェーンの日本サブウェイ(東京都港区)は、パンに焦点をあてた研究室兼アンテナショップ「Bread Lab.(ブレッドラボ)」を本社近くのサブウェイ店舗の隣にオープンさせた。サンドイッチの屋台骨を支えるパンの食味を向上させ、商品の差別化へとつなげる狙い。 ブレッドラボは、サブウェイ赤坂見附店の隣に開設。調理過程が見えるオープンキッチン方式のベーカリーに、カフェを併設したような店舗形態で、従来のサブウェイでは未採用のパンやメニューを提供する。好評を得たメニューはサブウェイのレギュラーメニューにも取り入れるなど、アンテナショップ的な役割も担う。 できたてサンドイッチで知られるサブウェイだが、パンが店内で調理されていることはあまり知られていなかった。ブレッドラボでは、サブウェイのパン生地を使ったコイルブレッドなど、サンドイッチ用以外のパン開発も手がけ、「パンのサブウェイ」(伊藤彰社
オフィスビルや商業施設などの設備を調整(チューニング)しエネルギー消費量を減らす「省エネチューニング」。その市場をめぐり、ダイキン工業やエネルギー管理支援業のファイナルゲート(東京都千代田区)が相次いで事業強化策を打ち出した。大掛かりな設備更新が不要で、低コストの省エネ対策として中小企業に広がりそうだ。 ◆中小企業も短時間で 省エネチューニングは、建物や設備の運用方法を改善する事業。「設備投資ありき」ではないため、経営体力や資金調達力などを理由に省エネ投資に踏みとどまっていた中小企業でも導入しやすい。 ダイキンはこうした利点に着目し、ビルに設置済みの空調機を調整する事業「VRV・エネ・TUNING」を昨年9月に立ち上げた。対象は、1995年から2006年にかけて販売した同社製「ビル用マルチエアコン」。顧客の要望を踏まえて適度な省エネ運転の水準を定め、室外機内の心臓部「制御基板」の設定
ヤマト運輸は、三菱自動車の軽商用車の電気自動車(EV)「MINICAB−MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」の1号車を導入した。今後、計100台を発注する予定だ。 ヤマトは、2011年度中に30台を東京・羽田、銀座と京都市に配備し、集配業務に使う。 試作車2台で行った集配実証試験の結果を踏まえ、試作車と同じ型のミニキャブ・ミーブの活用を決めた。今回の100台は二酸化炭素(CO2)排出量削減策の一環で、車両台数の抑制や低公害の集配車両の導入などに取り組んでいる。 【関連記事】 三菱自動車 軽商用車のEV「ミニキャブ・ミーブ」を発表 日産、商用EVを日本郵便に貸与 横浜市で集配の実証実験 宅配便が3年ぶりに増加 10年度、ネット通販拡大 「楽天市場」年間流通総額、初の1兆円突破 テレビ通販、改革急ピッチ ネット台頭や番組削減で成長鈍化
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