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IntelのAtomがリストラされるというニュースが流れてきた。これまでもさまざまなプロセッサが、リリースされては後継モデルもなく消えてきている。その歴史を振り返ってみた。 連載目次 IntelのAtomプロセッサが「リストラ」されてしまうという話を聞き込んだ。このとき、「今使っている8インチのWindowsタブレットの後継機がなくなってしまう」と想像し、個人的に少々慌ててしまった。他にAndroidのスマートフォンやタブレットなども使っているのだが、仕事で持ち歩く際にはWindowsタブレットを愛用している。携帯型のキーボードを使えば、小さいけれどノートPCの代わりとして使えてとても便利なのだ。 Intelのニュースリリース(「Intel Announces Restructuring Initiative to Accelerate Transformation」)や幾つかニュースを読
■笠原一輝のユビキタス情報局■ NVIDIA、Atom向け“IONプラットフォーム”を発表 ~統合型チップセットGeForce 9400M GをAtom対応に NVIDIAは、MCP79の開発コードネームで知られるDirectX 10のGPUを統合した統合型チップセット(NVIDIAの呼び方ではmGPU)のGeForce 9400M Gで、IntelのAtomプロセッサをサポートすることを明らかにした。開発コードネーム“IONプラットフォーム”(IONは日本語にするとイオンだが、英語だとアイオンの方がより原音に近い)と呼ばれる、新しいプラットフォームは、ネットブック、ネットトップ、そして低価格ノートPCにNVIDIAの統合型チップセットを普及させる役割を担うことになる。 NVIDIA ノートブック製品ジェネラルマネージャのRene Haas氏は「一般的な用途に使うプロセッサとして、Atom
IntelはMenlowプラットフォームを採用した製品のブランド名として「Centrino Atom」を立ち上げた。だが、実は今年の終わりになってこれが中止され、今は静かにIntelやOEMメーカーのサイトなどからCentrino Atomのブランドが消えていっている。 これはブランド名をつけて宣伝するほどCentrino Atomを搭載した製品が出なかったことが直接の要因だ。Intelにとっても誤算だったのは、Centrino Atomと同じAtomプロセッサを搭載したネットブックがもの凄い勢いで売れていった結果、MIDがとるべき市場を持って行ってしまったのだ。 発表から半年ばかりというわずかな期間は、諦めるには早いと感じる人がほとんどではないだろうか。実はその背景には、IntelがCentrino Atomの後継として計画している「Moorestown (ムーアズタウン)」において、あ
■西川和久の不定期コラム■ デュアルコアAtom 330で遊ぶ! その2:Vista 32 vs Vista 64 その1では、デュアルコアAtom 330で遊ぶため、CPU付きマザーボード「Intel BOXD945GCLF2」をベースにPCを一台組み上げた。まずは、ネットブック/ネットトップで一般的なWindows XPをインストールし、ベンチマークテストなどを軽く行なったところ、シングルコアのAtomより明らかに快適に動くことが判明! そこで今回はAtomプロセッサでは鬼門(は大げさか)とされているWindows Vistaを試してみる。もしある程度動けば、Intel 64(旧EM64T)にも対応しているので64bit版Windows Vistaにもトライしたい。 Text by Kazuhisa Nishikawa ●ノースブリッジのファン交換 Windows Vistaをインスト
10月末 発売 デルの低価格路線PCのブランドである「Inspiron Mini」シリーズの第2弾となる「Inspiron Mini 12」が発表された。今回、試作機を借りることができたので、その外観を写真で紹介したい。 液晶は12.1型で、解像度は1,280×800ドットと、一般的なモバイルノートと同等だ。ただ、かなり反射が強く、自分の顔などがくっきりと写り込んでしまう。英語版では、右下のごく一部のキーを除いては、同じキー幅で、キーピッチは17.5mmを確保。日本語版では、「¥」など、右端にあるもう少し多くのキーの幅が削られてしまうが、カーソルキーは逆に大きくなっている。いずれも、快適にタッチタイプできるだろう。 インターフェイス類は、左側面にミニD-Sub15ピンとUSB 2.0×2、右側面にカードリーダ、音声入出力、USB 2.0、Ethernet。無線は、IEEE 802.11b/
デュアルコアAtomマザーが発売に、1.1万円 Hyper-Threading対応で4スレッド実行 デュアルコア版Atomを搭載した初のマザーボードが発売された。発売されたのはIntelのMini-ITXモデル「D945GCLF2」で、実売価格は1.1万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 ●デュアルコア×Hyper-Threadingで4スレッド D945GCLF2は、Atom初のデュアルコアモデル「Atom 330」を搭載した製品。CPUの詳細は、「デュアルコア」「FSB 533MHz」とされているのみで、IntelのWebサイトなどにも今のところ記載がない。 ただし、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館の店頭デモ機でCPU情報をチェックしたところ、動作クロックが1.6GHzであることや、2次キャッシュ構成が512KB×2であること、EM64TやHyper-Th
9月上旬 発売 価格:オープンプライス CFD販売株式会社は、Jetway製のAtom搭載ベアボーン「JBC200C91-230B」を9月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後の見込み。 筐体サイズが210x257x65mm(幅×奥行き×高さ)でコンパクトなAtom搭載ベアボーン。ケースはJetwayの「JC-200-B」で、Atom搭載マザーの「NC91-230-LF」を搭載する。 NC91-230-LFの主な仕様は、CPUにAtom 230(1.60GHz)、Intel 945GC Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)を搭載し、DDR2-533/400対応スロット×1(最大2GB)を備える。フォームファクタはmini-ITX。拡張スロットはPCI×1。 ケースの拡張ベイは5インチスリムドライブベイ×1、2.5インチシャドウベイ×1。フロント
米IntelのSilverthorneコアのAtomプロセッサ用チップセットであるIntel System Controller Hub(SCH)が、2GBまでのメモリに正式対応した。 同チップセットは4月の発表時点では、バリデーションの関係から、最大メモリ搭載容量は1GBとなっていた。しかし、7月付けで改訂された製品の仕様書からは、バリデーションが進んだことを受け、2GBまでのメモリに正式対応した。 今回の仕様変更はハードウェアの変更は伴っていない。そのため、すでに発売されているウィルコムの「D4」や、富士通の「LOOX U」などの同チップセット搭載製品でも2GBに対応できる可能性が出てきた。 ただし、チップセットレベルでの対応とPCレベルでの対応とは別物であり、PCメーカーが2GB対応を図るかどうかはメーカー次第となるほか、BIOSのアップデートなども必要となる可能性がある。 □Int
株式会社工人舎は、GPSを搭載した1スピンドルモバイルPC「SC3KP06GA」など3機種6モデルを7月上旬より、光学ドライブを搭載した8.9型モバイルPC「SX3KP06MA」を7月下旬より発売する。 同社ウェブサイトで24日から予約を開始するほか、ヨドバシカメラ/ビックカメラ/ソフマップなどの主要店舗にて7月上旬より順次発売する。 ●世界初のGPS搭載モバイルPC SC3KP06GA(本体色:黒)と「SC3WP06GA」(白)は世界で初めてGPSモジュールを搭載したモバイルノートPC(2008年6月同社調べ)。価格は99,800円。このほか、GPSを省いた「SC3KP06A」(黒)と「SC3WP06A」(白)を89,800円で、これにOffice Personal 2007を追加した「SC3KP06F」(黒)と「SC3WP06F」(白)を109,800円でラインナップする。 液晶周辺の
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