Intelの32nm世代プロセッサは、まずClarkdaleベースのCore i3/i5/i7が先陣を切って投入されたわけだが、これに続き、いよいよ6コア構成であるWestmere-EPをベースとした製品が登場することになった。このWestmere-EPをハイエンドデスクトップ向けとしたのが、Gulftownとして知られる「Intel Core i7-980X Extreme Edition」である。まだ正式な発売日や日本での価格は未公開だが、これに先立ち製品を試用する機会に恵まれたので、その性能などをお届けしたいと思う。 ベースはWestmere-EP 今回の製品試用に先立ち、ISSCC 2010にてIntelはWestmere-6C/2Cの詳細を発表しており、Westmere-6CではCoreに加えてL3キャッシュとQueue UnitにもClock Gatingを採用したことが明らか