「シューティングゲームサイド Vol.2」を読んだ。 いまどき珍しい、シューティングゲームの専門誌。キャッチコピーが「残機0!! 逆境を駆け抜ける孤高のシューティングゲーム専門誌」というのもスゴい。 シューティング好きの一人としてこんな言い方はしたくないけれど、こうして書店に並んでいるだけでも奇跡のような一冊だと思う。素直に「よく出せたよなあ」と感心してしまった。 今にも「Destroy them all !!」というボイスが聞こえてきそうな巻頭特集は「グラディウスの軌跡」。初代「グラディウス」から、最新作「オトメディウスX」まで、シリーズ15作品を思い入れたっぷりに振り返る。あらためて読むと「グラディウス」の歩みはまさにシューティングの興隆と衰退の歴史そのものだ。 「グラディウスV」に寄せられた、箭本進一氏の〈夢なき時代に夢を〉という言葉が涙を誘う。 もうハッキリ言ってしまおう。今のシュ
