そういうわけで、山奥生活の収入源になるかとおもって青空文庫をKDPで売ってみることにした。とりあえず最初から吉川英治で攻めの姿勢だが表紙が手書きな時点でダメかもしれん。 たぶんこれだけだと売上は内職以下で、飴玉も買えるかどうかという程度にしかならないとはおもうのだがこういうのを1000個くらいつくればさすがに山奥でも死なない程度に生きていけるのではないかとおもう。 青空文庫のものを電子書籍にしたてなおすのはそんなに手間ではなかったが、それだけでは芸がないのでおまけとして三田村鳶魚の「吉川英治の『鳴門秘帖』」を国会図書館から発掘してテキスト化して鳶魚のつっこみのいちいちに鳴門秘帖の本文へのリンクを貼ったのでそれに三日ほどかかった。あと司馬江漢の『春波楼筆記』から鳴門秘帖のきっかけとなった一節も同様に発掘してテキスト化した。それから吉川英治の「鳴門秘帖のころ」もいれたが、それらの手間はそんなに