C2中央環状線の全通で、首都高の渋滞状況は大きく変化。走りやすくなりました。しかし渋滞が無くなったわけではなく、「差が激しくなった」かもしれません。首都高と上手く付き合うには、どうしたら良いのでしょうか。 電車より早くなった首都高 やや旧聞に属しますが、2015年7月30日、首都高は中央環状(C2)品川線開通3カ月の整備効果について、プレスリリースを出しました。その内容は、基本的に「大きな効果があった」というものです。 中央環状(C2)品川線開通後、3カ月の交通量変化(画像出典:首都高速道路)。 まず渋滞緩和効果。中央環状線内側の交通量が5%減少し、渋滞損失時間は50%減少。首都高のように、容量いっぱいに近い数のクルマが常に走っている路線では、「交通量が10%増えると渋滞は100%増加する(つまり2倍になる)」というのが目安です。逆に10%減ると「ガラガラになった」と感じます。「5%減少」