南米ベネズエラ・ララ(Lara)州バルキシメト(Barquisimeto)で、中国から輸入した戦闘機の到着式典に出席するウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領。(2010年3月13日撮影)(c)AFP/Presidencia 【3月15日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は14日、米国が先に発表した報告書の中で「ベネズエラでは人権侵害が増加している」と指摘したことに強烈に反論した。 米国務省は11日、世界の人権状況をまとめた2009年版の「人権報告書」を発表したが、この中でベネズエラではメディアや野党への締め付けが強化されていると懸念を示した。 これについて、チャベス大統領は「米国はベネズエラやキューバ、そして『社会主義革命』を標的とした『地球規模の対抗作戦』を開始したのだ」とかみついた。 そして「米国は自らを世界の模範国家だと誇示する一方で、われ
