長々続いたこのシリーズも、今回で一応終了。 最終回の今回は、『名前付きブランチ』に関する、ちょっと踏み込んだ話題を扱う。 普通に運用する場合には、それほど必要となる局面は無いかも知れないけれど、知っていればちょっとは便利になるかもしれない事柄などを。 以下、各回で説明する主なトピック: その1: 名前無しブランチ その2: 名前付きブランチ その3: ブックマーク その4: 構造的ブランチ その5: 名前付きブランチ運用で必要なトピック その6: 名前付きブランチに関するちょっと踏み込んだ話(本エントリ) 構造制約を持たない名前付きブランチ その2でも述べたように、『名前付き』ブランチは、各リビジョン毎に持っている『ブランチ名』属性を元にした、一種のリビジョングループと言える。 情報管理上、『ブックマーク』や Git の『ブランチ』のように、単一の名称に対して『ヘッド』が一つ、といった制約
