国内最初の本格的な都城・藤原京(694〜710年)をコンピューターグラフィックス(CG)の画像で再現する奈良産業大(奈良県三郷町)の取り組みが大詰めを迎えている。約5キロ四方の都全体や大極殿前での儀式など約1300年前当時の様子が描かれた画像がほぼ完成した。28日午後2時から、奈良県橿原市のイオンモール橿原アルル1階で開かれる完成記念シンポジウムで披露される。 橿原市の依頼で2007年7月から制作を始め、これまで卒業生を含め、8人の学生が携わった。藤原京の模型を参考に図面を作成、奈良市の唐招提寺や薬師寺のほか、長安城があった中国・西安なども見学し、300〜400種類の建物を復元した。 天皇即位の儀式が行われた大極殿を中心に、朱雀大路や役人が執務した朝堂などを立体的に表現。朝日が差し込む早朝の都の風景、ヘリコプターから撮影した画像を組み合わせた鳥瞰図も手がけた。 また、正月を祝う元日朝賀の儀
YOMIURI ONLINE(http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20100202-OYT8T01357.htm) 県酒造組合(37社、喜多一嘉会長)は、清酒発祥の地とされる正暦寺(奈良市)で発見された酵母を使った純米酒と純米吟醸「奈良うるはし」を、組合で初めて統一ラベル商品として4月から発売する。日本酒の売り上げが低迷する中、県は新年度から酵母の調査を計画するなど、消費拡大につなげる新たな取り組みが活発化する兆しを見せている。 「奈良うるはし」はすっきりとした味わいが特徴。酵母は1999年、「正暦寺にゆかりのある日本酒を」と、酒造会社の有志と県工業技術センターが酒造りに適した酵母を探し当て、商品化にこぎつけた。組合に加盟する27社の酒蔵で現在、杜氏(とうじ)が仕込み作業を行っており、品評会で認められた商品だけ出荷する。 平城遷都1300年
YOMIURI ONLINE(http://osaka.yomiuri.co.jp/university/lecture/20100315-OYO8T00574.htm) 奈良大は4月から、市民も無料で聴講できる「奈良文化論1」で、奈良の歴史を奈良時代の8世紀から1世紀ごとに取り上げる講義を行う。平城遷都1300年にちなんだ企画で、現代までの1300年を13回に分け、寺院や僧侶、戦国大名、庶民など各世紀で特徴的なテーマを紹介する。 各回午後1時~2時30分で、予約不要。担当の鎌田道隆教授は「1300年前だけに注目するのではなく、その後の歴史の流れも感じてほしい」と話している。問い合わせは奈良大教務課(0742・41・9504)。 各回の開講日とテーマは次の通り。 ◇4月 ▽10日「聖武天皇の出家」▽17日「9世紀の平城遷都計画」▽24日「平安時代の大和の寺々」◇5月 ▽8日「藤原道長の大和
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く