福井の「いちほまれ」をはじめ全国でブランド米が数多く販売され、自分好みのお米を楽しむ時代。ただ、おいしいご飯を食べるには、炊き方が肝心。家庭に多い電気炊飯器でよりおいしく炊き、おいしさを保つポイントを福井市内の米販売店で聞いた。 ポイントは四つ。一つ目は米は手早く優しく洗うこと。今は精米技術が優れているのでゴシゴシと強く洗う必要はない。1~2回すくうようにして優しく洗った後、3~5回程度、水を替える。完全に透明にならなくてもよい。水に浸す時間は夏は30分、冬は1時間程度。 ⇒【画像】すくうようにしてやさしく・手早く 二つ目は、炊きあがったら、すぐに内ぶたについた水滴をティッシュペーパーなどで拭き取り、ご飯は細かくほぐす。水滴はご飯の変色やにおいの原因になる。ご飯をほぐし空気をまとわせることで、米粒に膜ができ、水分を逃がさないツヤツヤのご飯になる。 三つ目は、ふたを開けたらその都度、内ぶたに