「P-10A」は、一見するとシンプルなデザインの携帯電話だが、パナソニックのお家芸となった縦・横に開閉する“Wオープンスタイル”を採用したことに加え、IPX5/IPX7準拠の防水性能も備えている。 端末コンセプトや特徴、防水の仕組みなどについて、プロジェクトマネージャーの福岡栄春氏、商品企画担当の笠原亮一氏、機構設計担当の友部真治氏、電気設計担当の井川恵一氏、ソフトウェア担当の市川英哉氏に聞いた。 ■ 最初は“折りたたみ型の防水”だった 商品企画担当の笠原氏 プロジェクトマネージャーの福岡氏 ――最初にコンセプトから教えてください。 福岡氏 やはり、パナソニック製のドコモ向け端末として、初めての防水ケータイというところです。Wオープンスタイルでの防水ですが、外観は通常の携帯電話らしいデザインに仕上げ、持ちやすさを追求するなど、こだわった点です。メインターゲットは、20代～30代の女性ですね
N705i NTTドコモは、NEC製の「N705i」「N705iμ」「N706iII」やパナソニック製「P906i」、富士通製「F-03A」向けに不具合解消や機能を改善するソフトウェア更新サービスの提供を開始した。 N705i、N705iμ、N706iではいずれもデコメ絵文字に関する不具合が明らかにされている。デコメ絵文字入りの署名を設定し、新規メール作成中にマルチボタンを選択し、メールボタンを押して「新規メール作成」を実行すると電源がリセットすることがあるという。 またN705i、N706iII、P906iでは、これまで利用できなかった海外の一部地域でも利用できるよう機能が改善される。 このほか、F-03Aでは圏外から圏内に移動しても、圏外表示のままという不具合や、省電力モード設定時に音楽再生機能で楽曲を連続再生するとまれに電源がオフになるという不具合も解消される。 N705iμ N70
パナソニック製「P-02A」は、スライド機構を採用したSTYLEシリーズのFOMA端末だ。最大の特徴は、くるくる回して操作する“スピードセレクター”を搭載することだ。 2008年春に携帯電話事業から撤退した、三菱電機のFOMA端末で採用されていた“スピードセレクター”を受け継ぎながら、パナソニックとしての進化がはかられている「P-02A」は、どのような経緯で開発されたのか、プロジェクトマネージャーの山口徹也氏、商品企画の菅田誠氏、ソフトウェア担当でNTTデータMSEの湯川順子氏、機構設計担当の大平明典氏、コンテンツ担当の關智子氏に聞いた。 ■ スピードセレクター搭載の経緯 左から山口氏、菅田氏、大平氏 ――パナソニックのスライド端末としては、過去にP905iTVなどがありましたが、今回のP-02Aは、どういったコンセプトのもと開発されたのでしょう？ 菅田氏 NTTドコモの冬春モデルでは、「
NTTドコモは、PRIMEシリーズの富士通製端末「F-03A」を24日に、STYLEシリーズのパナソニック製端末「P-02A」を26日に発売する。どちらもスライド型で、三菱電機製の端末にみられた回転式のセレクターを継承するモデルとなっている。 ■ F-03A F-03A ホワイト 「F-03A」は、ラウンドフォルムでスライド型のボディにタッチパネルを搭載したFOMA端末。タッチパネルは閉じた状態で操作でき、画面内に表示される「タッチセレクター」にタッチしてカーソル操作を行える。 ディスプレイは3.2インチ、480×960ドットのフルワイドVGAディスプレイ。顔検出オートフォーカス対応の約520万画素CMOSカメラを装備し、外部メモリは最大8GBまでのmicroSDHCカードがサポートされる。側面に用意された「サーチキー」から、iモードやフルブラウザ、メール全文などを検索できる「クイック検索
パナソニック製の「P705i」は、一見するとベーシックかつスタンダードな折りたたみ端末だが、12.8mmという薄いボディサイズに、おサイフケータイ（iモード FeliCa）やHSDPA、音楽再生、メガiアプリ、そしてワンセグ機能を搭載したハイスペックモデルだ。プロジェクトマネージャーの山口 学氏、商品企画担当の佐藤 恭子氏、機構設計担当の小林 宰氏、電気設計担当の島田 肇氏に開発時の状況を聞いた。 ■ コンセプトは「ワンセグ最薄」 左から機構設計担当の小林氏、プロジェクトマネージャーの山口氏、商品企画担当の佐藤氏、電気設計担当の島田氏 同時期に発表・発売のP705iμ/PROSOLID μ ――P705iμ、PROSOLID μと同時期に発表されましたが、デザインは大きく異なりますね。 山口氏 はい、そうなのですが、P705i/P705iμ/PROSOLID μは開発当初から3モデルあわせ
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