本文谷直史さんは彼に、君はこの会社では冷遇され燻るだけだと言ったが、彼の主観では谷直史さんも冷遇されて燻っていた。この頃gloopsで評価されていたプロデューサーは、初期メンバーのウェイ系だった。社長もウェイ系だったのでこれはしょうがない。 彼は、プロデューサーとしては谷直史さんは有能だと思う。谷直史さんの下に他にまともな企画がいなかったのもあるが、よく雑談も兼ねて企画の話やゲームの話をした。彼はゲームフリークとしての話をして、谷直史さんはプロデューサー的な視点の話をした。 この頃谷直史さんから教わったことといえば、たとえば「水原くん、君は無料のIPってなんだと思う?それは、ファンタジーと、戦国と、三国志だよ。この3つにしか商機はない。バカはSFとかヤンキーに手を出す。最悪なのは戦隊モノだな。あんなのは売れるわけがない」至極もっともな話だと思う ただ、隣の隣のチームは戦隊ものを作ってたし、