NVIDIAがウェブ会議で自分にウリふたつなCGアバターをリアルタイム生成する「NVIDIA Vid2Vid Cameo」を発表2021.06.29 11:0016,442 岡本玄介 ベッドから飛び起きて3秒でウェブ会議に参加できます。 グラフィックボードでおなじみのNVIDIAから、ウェブ会議に自分ソックリのアバターをリアルタイムで動かす技術「NVIDIA Vid2Vid Cameo」が発表されました。これを使うと、寝グセ頭でパジャマを着たまま、しかもスッピンでも気合の入った自分の姿で会議に臨めてしまいます。 CGアバターの生成や荒れた映像の補正もそれにこの技術なら、自分に似たCGキャラクターを生成することも、また接続環境が悪く荒れたり遅延した映像も、帯域を10倍縮小することでスムーズに直すことだって可能です。画面の向こうにいる同僚や上司は、こっちで何が起こっているか分からない、というの
ソフトバンクグループ(以下、ソフトバンクG)は2月8日、2020年9月に発表した英Armの米NVIDIAへの売却の契約を解消することで合意したと発表した。規制上の課題に鑑みた結果としている。 取引総額の約400億ドル中、契約時に受領した前受金の約12.5億ドルは返金の義務はなく、2022年3月期に利益として計上する。 この契約については、米連邦取引委員会(FTC)が2021年12月、半導体市場の競争を阻害するとして買収差し止めを求めてNVIDIAを提訴している。英国、EU、米国の規制当局からも申し立てがあった。 ソフトバンクGは、Armの2022年度中の再上場を準備していく。同社は発表文で「2016年のSBGによる買収以降、Armは研究開発への投資を増やし、製品の種類及び対象市場を拡大してきました。現在、ArmのテクノロジーはAI、IoT、クラウド、自動運転、メタバースなど急成長する市場シ
アメリカが中国に対する高性能半導体の輸出を制限する中で、半導体企業は輸出制限に適合する半導体の中国への販売を続けています。新たに、NVIDIAが中国向けAIチップ「H20」を今後数カ月で100万個以上販売する予定であることが報じられました。 Nvidia to make $12bn from AI chips in China this year despite US controls https://www.ft.com/content/b76ef55b-21cd-498b-ac16-5660908bb8d2 Nvidia to sell AI chips worth $12B in China https://www.cryptopolitan.com/nvidia-to-sell-ai-chips-worth-12b-in-china/ 中国はAIの研究開発に力を注いでおり、生成AI
このブログは、株式会社フィックスターズのエンジニアが、あらゆるテーマについて自由に書いているブログです。 はじめに こんにちは、エンジニアの高木です。 私は現在、adaskitという社内の自動運転関連のオープンソースプロジェクトに携わっており、プロジェクトの成果としてこれまでlibSGMやcuda-bundle-adjustmentなどを公開しています。 今回はVisual SLAMやSfM(Structure from Motion)で行われる局所特徴量計算について、CUDAによる高速化に取り組んだ話を紹介します。また、そのソースコードをcuda-efficient-featuresという名前でGitHubに公開しました。 fixstars/cuda-efficient-features 背景 局所特徴量計算 Visual SLAMやSfMでは、2つの視点間の相対的なカメラ姿勢を推定する
最上位のRTX 3090 Tiは$1099 (日本円18万円前後)だったものが$879(14万円前後)、RTX 3080 Tiは$899(約15万円)が$719(約12万円)、RTX 3080 10GBは$699(約11万円)から$419(約6.7万円)、そしてRTX 3070が$499(約8万円)から$299(約4.8万円)とどのモデルも2~4割引と言う破格の価格での販売になっています。 今回のBestBuyでの大幅値下げは1月中旬に出現したRTX 3090やRTX 3080の製造中止に関連した動きと見られており、これだけ安い価格で買えるのは在庫品に限ると見られています。 日本では北米のBestBuyのようなセールはどのRTX 3000シリーズグラフィックカードでも行われておらず、RTX 3090やRTX 3080 Ti、RTX 3080では多くのモデルから選べるぐらい潤沢な在庫がありま
マイクロソフト、自社でAIチップを開発 マイクロソフトが自社AIチップの開発に着手していることが報じられている。第一報を報じたのは、The Informationだ。NVIDIAへの依存度を下げ、大規模言語モデルのトレーニングを進めることが狙いとされる。 情報筋によると、マイクロソフトは「Athene(アテネ)」というコードネームのもと、2019年から秘密裏にチップの開発を進めており、現在マイクロソフトとOpenAIの社員らが最新のGPT-4などの大規模言語モデルでどの程度効果的に機能するかをテストしているという。 日本でも人気を博すChatGPT。開発したのはOpenAIだが、マイクロソフトも同社に多大な資金を投じ、ChatGPTのベースとなる大規模言語モデルの開発に深く携わっている。生成AIの開発・運営において必要となるのが、グラフィクス・プロセシング・ユニット(GPU)だ。このGPU
NVIDIA は訓練済みモデルを公開している NVIDIA は最新のモデルの実装や、訓練済みモデルを公開しています。 カタログページ では、DeepLearning に限らず docker のコンテナなど分野問わず研究成果を公開していて見ていて楽しいです。 また、github の NVlabs では、実装が置いてあったりします。 今回は、この中から面白そうなもので、訓練済みモデルをダウンロードできるものを使って遊んでみたいと思います。 使うモデル NVlabs の中の FUNIT というものを使って遊びたいと思います。 pix2pix のような Image-to-Image Translation のモデルのようです。 犬を別の動物に変えるような画像を生成したりしています。 訓練では動物の顔を別の動物の顔に変換するような訓練をしていますが、自分の顔の画像を入力して自分の顔を別の動物に変えて
ソフトバンクグループの創業者、孫正義氏は先週、次期米大統領のドナルド・トランプ氏と会談し、今後4年間で1000億ドル(約15兆6500億円)という驚異的な金額を米国に投資すると約束した。ソフトバンクGはその額を2000億ドルに倍増させるのではとトランプ氏が冗談を飛ばすと、孫氏は満面の笑みで「努力します」と応じた。 これは大げさな表現ではないかもしれない。孫氏は自身のトレードマークとも言える社運を賭けた一手をひそかに計画している。その投資額は当初の想定と同額、あるいはそれ以上になるかもしれない。 直接的に関与している関係者によると、孫氏は過去数カ月間にわたり、大きな野望をかき立てられている。それは独自の半導体を開発し、猛スピードで広がる人工知能(AI)のハードウエア市場に君臨する「次のエヌビディア」になるためにはどうすればよいかというものだ。 この戦略は、半導体の製造やエネルギー容量およびそ
現実世界で「物体が見えている」ということは、「光源から放射されて物体に反射した光を、肉眼やカメラのセンサーで捉えた」ということを意味します。この光の挙動をコンピューター上で再現し、よりリアルなグラフィックを描画する技術が「パストレーシング」です。このパストレーシングについて、GPUを主力製品とする半導体企業のNVIDIAが解説しています。 What Is Path Tracing? | NVIDIA Blog https://blogs.nvidia.com/blog/2022/03/23/what-is-path-tracing/ 3DのCGモデルを使ったゲームやアニメは多く存在しますが、ゲームやアニメは2D平面のディスプレイ上に表示されるため、3Dモデルの数値データから2Dの画像データを生成する作業が必要となります。この3DCGの数値データから画像を生成するプロセスを「レンダリング」と
NVIDIA製グラフィックボードのドライバーをインストールすると、GeForce Experienceや物理演算エンジンなどのコンポーネントもインストールされます。しかし、ドライバー本体以外のコンポーネントは人によっては不要なもので、無駄にストレージを圧迫したりシステムに負荷をかけたりする煩わしい存在になりがちです。フリーソフトの「NVCleanstall」を使えば、あらかじめインストールしたいコンポーネントだけを選択した状態でドライバーのインストールが可能とのこと。めちゃくちゃ便利そうなので、実際にNVCleanstallを使ってドライバーをインストールする手順をまとめてみました。 NVCleanstall - NVIDIA Driver Customizer https://www.techpowerup.com/nvcleanstall/ ・目次 ◆1:NVIDIA製ドライバーの問題
アメリカの大手半導体メーカー、エヌビディアの先月までの3か月間の決算は、生成AIの利用の急速な拡大を背景に、最終的な利益が前の年の同じ時期の8倍以上となるなど、大幅な増収増益となりました。 アメリカ西部カリフォルニア州に拠点を置く大手半導体メーカー、エヌビディアは21日、去年11月から先月までの3か月間の決算を発表しました。 それによりますと、売り上げは前の年の同じ時期の3.7倍に増えて221億300万ドル、日本円でおよそ3兆3100億円。 最終的な利益は前の年の同じ時期の8.7倍に増えて122億8500万ドル、日本円でおよそ1兆8400億円と大幅な増収増益になり、いずれも市場の予想を上回りました。 生成AIの利用が世界で急速に拡大し、この会社が生産する画像を処理する半導体で、大量の計算を同時に実行できる「GPU」の需要がデータセンター向けなどで急増したことが主な要因です。 また、ことし4
NVIDIAでは2023年5月24日よりメインストリーム向けモデル第一弾となるGeForce RTX 4060 Ti 8GBの発売を開始しましたが、散々な前評判やユーザーの関心の低さから発売前から既に一部量販店は売れないとして注文を絞るなど在庫を持ちすぎないように対策に出てる事が明らかになりました。 NVIDIA GeForce RTX 4060 Tiは発売前から売れない事が確定?発表後に発売日に関する問い合わせはゼロ、一部量販店では入荷を見送るなど異例な事態に。 NVIDIAではGeForce RTX 4000シリーズの中でメインストリーム向けモデルとなるGeForce RTX 4060シリーズを2023年5月18日に発表し、その第一弾となるGeForce RTX 4060 Ti 8GB版について5月24日から発売を開始しましたが、どうやら発売前から既に売れない事を見越して北米や欧州の量
Linux Daily Topics NVIDIAエンジニア、NVIDIA vGPUのLinux用ドライバコードを公開 かつてあまりにもLinux/オープンソースに非協力的だったことから、Linus Torvaldsに公の場で罵られたこともあるNVIDIAだが、ここ数年はLinux用ドライバのコードを積極的に公開する方針を採っている。2024年4月にはNVIDIA GPUドライバをリバースエンジニアリングしたオープンソースプロジェクト「Nouveau」の開発者であるBen Skeggsを採用するなど、オープンソースコミュニティとの関係改善にも力を入れているようだ。 そうした良い関係性をさらに拡大するかのように、新たなNVIDIAドライバがNVIDIAエンジニアの手によってリリースされている。NVIDIA シニアソフトウェアエンジニアのZhi Wangは9月22日、NVIDIAの仮想GP
不具合概要Discordをバックグラウンドで開いていると、NVIDIA製GeForceグラフィックスカードのビデオメモリ(VRAM)の動作クロックが、最大速度に達しない場合があります。結果、ゲームパフォーマンスの低下(fps・フレームレートの低下)に繋がる恐れがあります。 この不具合は、Discordのアップデート後から発生しています。NVIDIAはこの不具合の影響範囲を明らかにしておらず、すべてのGeForceドライババージョン、すべてのGeForceグラフィックスカードで発生する恐れがあります。 1. NVIDIAが公開した『GeForce 3D Settings Profile Manager』をダウンロードします。 2. ダウンロードした『Geforce_3D_Profile_Manager.v1.exe』を実行します。 3. 以下の画面が表示されたら、『AGREE AND CON
米Metaは9月12日(現地時間)、同社のAI Research Labで開発した、オープンソースのPython用深層学習用フレームワーク「PyTorch」を、Linux Foundationの支援により、新たに設立する独立した「PyTorch Foundation」理事会の監督下に移行させると発表した。 Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは自身のFacebook投稿で「PyTorchは、フレームワーク上に構築されたGitHub上の15万以上のプロジェクトを持つ主要なAIプラットフォームの1つに成長した。新理事会には、Meta、AMD、Amazon(AWS)、Google、Microsoft、Nvidiaなど、多くのAIリーダーが参加する」と語った。 これにより、コードはMetaからさらに独立したものになり、米Googleや米Amazon.comなどのパートナーにも幅広い発言権が与えら
今月は任天堂について述べたい。 だがその前に,前回の記事を執筆したあとに発表されたSony Interactive Entertainmentの構造改革に触れておく。すでにBungieのレイオフが実施済みだったので,さらに人員削減が行われたことに驚いた人も多いだろう。2024年に入ってAAAやライブサービスに積極的に資本を投下していた米系メーカーがレイオフを積極化している。膨れ上がった開発費を回収することが,PS5の予想外の不振で難しくなっているからだ。 東洋証券では,Z世代が購買力を持つ結果,嗜好が変わり(行動変容),ゲーム販売がアニメ指向になるので,意味のない規制はやめ,ハードもゲーム機らしくしアニメの本場ともいえる日本市場の本格対応を進めるべきだと提案をしてきた。しかしSIEからは悲しい気持ちにしかならないから批判をしないでほしいという意見表明を返されてしまった。その結果が,8%,9
NVIDIAはArmパートナー企業に対し、GPU、ネットワーキング、ストレージ、セキュリティ技術を補完すべく投資を行う。また、Armパートナー企業と共同で、HPC、クラウド、エッジ、PCのためのプラットフォームを作り上げるとしている。 NVIDIAは9月13日、ソフトバンクからArmを約4兆円で買収すると発表。英ケンブリッジにAI研究センターを設立することを明らかにしていた。 関連記事 Apple独自アーキテクチャの変遷 A6から最新A14まで Apple Silicon連載、ついに最新プロセッサ「A14」に追いつく。 iPhoneにArmコアが載った日 その前日譚を技術と人脈から解説する いよいよ、AppleがiPhoneにArmを採用するわけだが、実はその前、Newtonの後にもArmは使われている。 2020年後半から21年のIT機器を予測する 5G対政治、Arm対x86、PS5対X
NVIDIAの強さの秘密は「対抗するベンダーを創業する」と仮定すると見えてくる 今回はNVIDIAの覇権をひっくり返すことができるのかどうか思考実験(妄想?)を行ってみた。対抗するベンダーを創業すると仮定すると、NVIDIAの強さの秘密が見えてくる? 写真は、NVIDIAのプレスリリース「NVIDIA Supercharges Hopper, the World’s Leading AI Computing Platform」より。 NVIDIAの株価がすごいことになっているみたいだ。2024年6月18日には株式時価総額が約3兆3350億ドルとなり、Microsoftを抜いて、世界1位になったという。その理由は高まる「生成AI(人工知能)」への需要を満たすための計算基盤として、NVIDIAのGPU一択的な流れになっていることが挙げられる。 さて、今回はそんなNVIDIAの覇権をひっくり返す
NVIDIAは10月1日(現地時間)、Ampereアーキテクチャを採用した新型GPU「GeForce RTX 3070」搭載カードを10月29日に発売すると発表した。Founders Editionの価格は税別7万9980円となる。 GeForce RTX 3070は「GeForce RTX 2080Tiよりも高速」であることがウリで、9月1日の発表時に米国での想定販売価格は499ドル(約5万3000円)、10月中の発売がアナウンスされていた。 上位モデルのGeForce RTX 3080と同3090は9月に発売されたが、現在でも流通数が少なく店頭では入荷したそばから売れている状態が続いている。 GeForce RTX 3070の主なスペック CUDAコア:5888 ベースクロック:1.5GHz ブーストクロック:1.73GHz 標準メモリ容量:8GB GDDR6X メモリインタフェース:
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